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韓国客船事故

2014年04月22日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

お気の毒ですね。わが子が目の前の海に閉じ込められていながら何の手も出せないと言うのは親にとっては残酷な状況です。

ポセイドン・アドベンチャー、タイタニック、海猿など海難事故は昔から映画の題材でしたが、殆どの映画がウソなのは閉じ込められた船体の中が未だ明るい事です。 映画ですから映像を見せねばなりませんので、真っ暗闇では映画になりません。それで、潜水して部屋を移動しながら生き延びるストーリーですが、転覆し、機関もバッテリーも海水に浸かった状態では船室の照明も外部からの明りも無い暗闇なハズです。真っ暗闇の中では平衡感覚も失われ、部屋から部屋へ移動するのは極めて困難な事でしょう。

今、私がいるこの部屋も、後はガラス窓で、出入りするドアは10m前方です。もし、90度倒れれば、ガラス窓から転げ落ちるか、落ちないまでもドアは10m上の天井になってしまいますから、とてもではないが届かない。外開きのドアは上方に開けなければならないので、ドアの重量を持ち上げねばならない。今、自分のいる部屋を90度ひっくり返して想像すると、90度に傾いてからでは身動きが取れない事が分かります。

船が傾きだしたら斜めで移動できるうちに、90度になる前に「上部に向かう」「外に向かう」事が肝心です。船の棚の中にうずくまっている高校生の写真がありましたが、あの映像、思い出すだけでお気の毒です。急速に斜めになり90度傾き、そして180度も傾いてしまっては、如何に元気な高校生と言えども脱出は困難です。 お亡くなりになられた方のご冥福を祈ります。

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