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オリンピックと自衛隊  渡邉陽子  並木書房

2016年06月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

1964年のオリンピックを裏方として支えたのは、自衛隊であったそうです。 競技にもマラソンの円谷選手、重量挙げの三宅選手が活躍しましたが、東京五輪の開催が決定されると、法律を改正し陸上自衛隊を中心に約7000名もの「東京オリンピック支援集団」を組織し、裏方として支えたそうで、当時中学生であった私は少しも気にかけませんでしたが、なるほど今になって思えば、式典を日常的に行っているのは自衛隊なのです。

・入場行進の際に国名を記したプラカードをもって各国の先頭を歩いたのは防衛大の中から容姿端麗で選ばれた学生
・入場行進のマーチやファンファーレも自衛隊の音楽隊
・開会式の時の国旗掲揚も普段から旗になじんでいるのは自衛隊
・大空に五輪マークを描いたのも航空自衛隊のブルーインパルス
・1964年当時は車の数も少なかったので輸送の支援から、交通整理

とにかく集団としてまとまった業務をこなせるのは自衛隊ということで、自衛隊の支援なしには成功しなかったであろうという実話です。

小学生の時、級友のA君のオヤジは神奈川県警勤務ということで、今となっては公用車による通勤で「それっていいの?」ですが、県警のジープや大型バイクで帰宅していて、家の前に停めてある警察車両がカッコよくてA君のオヤジは子供たちの間でヒーローのようでした。そのA君のオヤジもオリンピックの数年前からオリンピック関連の仕事に変わったということをA君が自慢し、オリンピックが何かを知らない小学生でしたが、A君のオヤジが異動したということは、何かスゴイことが始まるような予感がしました。 今思えば、組織委員会は警視庁や各県警からの応援やリエゾンを必要としたでしょうから、おそらく、自衛隊のみならず県警などからも多くの人が派遣されたのでしょう。

ヨット競技は海の上でスタートとゴールを設定しますが、これはどの国でも大きな大会は海軍が支援するもので、江の島が会場でしたから、横須賀から海上自衛隊が約2600名を派遣して支援したそうです。 冬季オリンピックも含め、過去の日本でのオリンピックは全て自衛隊ガ裏方を務めたという話を聞いて、なるほど、ヤッパリ、と思います。

今でこそ自衛隊に対する認識は高まったと思いますが、1964年当時は、自衛隊に対する無理解が蔓延し、野党の皆様からはボロクソ、目の敵にされていた時代です。 そんな時代背景でもキチンと大会を支援し、大会を成功裏に導いたのはさすが自衛隊です。 今回もロゴや国立競技場で多難なスタートを切った東京オリンピックですが、まあ、自衛隊が裏方を務める限り、運営面では完璧にこなすことであろうと思います。 自衛隊も裏方としての働きに「金メダル」を! というお話でした。

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