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ワイアレス給電

2012年07月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

電気を使うには、プラグをアウトレットに差し込んで繋ぐとか、充電スタンドにセットするとか物理的な接触で電気を得るのが普通ですが、この物理的な接触なしに電気を与える試みが進んでいます。その一つに電気自動車で道路に埋め込まれた電極の上を車が走行すれば電気を道路の中から得られるというものです。車にはタイヤがあり、タイヤはゴムですから絶縁されていてどうやって電気が道路の下から車に伝わるのか? タイヤのゴムは、直流電流に対しては絶縁性を発揮しますが、電源が高周波であれば、路面とタイヤの絶縁性は、コンデンサーと同じで、道路の下に埋め込まれた電極からの電気を車体に取り込めると言う事です。先日の横浜での展示会に豊橋科学技術大学がモデルで実演しながら展示していました。

自分が乗っている車で高周波を受けるのは、気持ちが悪いのですが、リニア新幹線は1両分でも数十トンの車体を持ち上げる程の磁界・電界の中ですが、車であれば、車体重量は1トン程度でその重さもタイヤで支えらているので、リニア新幹線に較べれば軽度なので、十分にシールドできることでしょう。

電気自動車自体はクリーンなのですが、問題は、その電気を何処から持ってくるのかですね? 夜間電力が余っていて、電気自動車の夜間充電やダムに水を汲み上げる揚水発電まで可能にしたのは、24時間継続して発電する原発のベース部分があってのことですから。。。。究極のワイアレス給電は、衛星軌道に上げた太陽光パネルから地上へマイクロ波で電力を送る計画があるそうですから、電気と電線の関係も将来は希薄になるのかもしれません。

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