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藤井 聡先生のセミナーに参加しました

2016年05月23日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

国土強靭化の藤井先生、ヤットお会いできました。 藤井先生、多才で落語の素養もあるような、ご自分の意見とは異なる第三者の発言は声色を変え、まるで落語を聞いているような、というか関西の方の喋りは大学教授といえども、まるでコメディアンのようで、この先生の講義は徹夜明けで聞いても面白くて話に引き込まれるであろうと、ハッキリと切れの良い、それでいて中身のあるシッカリとしたセミナーは、今まで数多くセミナーには参加しましたが、ピカイチでした。 

また、安心したのは、私の思っているこ事と重なりが多く、私の持論もそれほど間違ってはいないことを確認できました。 藤井先生、京都大学の教授だけでなく「内閣官房参与」という肩書もあり、その厳めしい肩書からは想像しにくい当たりの良さでしたが、過疎地域の選定基準をどうするかのような質問が出たときには、過疎地だからということで差別をしてはいけないと本気で怒られたご様子で機関銃のような速さで反論されたのを見てインフラ整備に対する情熱を垣間見た気がしました。

地方消滅、景気停滞、財政危機、これらを解決するにはインフラの整備でお金を使えという「超インフラ論」を展開され、日本は先進国できちんとしたインフラが整っているとの思い違いを指摘されています。実際に時速80kmで走行できる道路ン状況は、日本では東名、東北、中央など、大都市間を結ぶ高速道路だけですが、英国で、ドイツなどは網の目のように高速道路が張り巡らされています。 確かに、地方の高速道路は交通量も少ないのですが、これは鶏と卵の関係のようなもので、高速道路/高速鉄道が無いから地域が衰退してしまうというのも事実なのです。

東京圏での暮らしになれると、日本はインフラが進んでいるかの如く錯覚してしまいます。 都内のJRや地下鉄の便利さ、飲料水レベルのお風呂にも入れ、停電もなく、通信環境も整備され、街は深夜でも明るく、数分歩けばコンビニがあり、ヒッタクリなどの犯罪も少ない。 しかし、その視点のスケールを1/100 から10万分の1の大きなエリアで俯瞰して見ると東京一極集中と大都市と大都市を結ぶだけの新幹線と高速道路、その間に埋もれた街はシャッター商店街と若者が大都市に出てしまった老人ばかりの町。 日本はイビツな形になってしまいました。 これを立て直すには高速道路、新幹線などの交通網のインフラを整備が一番効果的と過去の経済実績を示しながら具体的に指摘されています。

日本は、借金大国で国民一人当たり800万円の借金があるのに、インフラを整備するためのお金はどうするの? などというのが大ウソなのです。 あれは政府の借金であり、国民に一人として私はそのような大金を借金した覚えはありません。 800万円の借金、みなさん覚えがあるでしょうか? 赤字国債は事実ですが、日本国内で日本円で発行され、殆んどを日本人が購入しているのであって、外国からの借金ではないのです。 民間会社と異なり、国は永遠に続くという前提であれば100年、10000年で償還すれば良いのです。 子孫にツケを残すななどという綺麗ごとは忘れましょう。 インフラをつくれば、100年200年と使用されるのですから、それを使用する我々の子孫にインフラ使用料としての借金を残して何が悪いのでしょう?  そこまでしなくても、日本のインフラ投資のレベルを少し元に戻せばよいだけで、そこから得られる経済効果は、有り余るものがあるのです。

日本では、「経済のデフレ」の前に「精神のデフレ」とでもいうか、委縮した考えが蔓延しています。 委縮した考えから発する委縮した行動。 それが成熟であると勘違いしてはいけません。 日本のインフラは、まだまだ未成熟なのです。高度成長期に整備された現在のインフラはソロソロ寿命が切れるものも多々あります。 そういったインフラの整備と共に国内のインフラ工事でデフレを脱却するのです。

藤井先生の著作、いろいろありますが、代表的なものと最近のものを紹介します。どれも、素晴らしい提案で溢れています。

「国土強靭化」 東亜総研
「超インフラ論」 地方が蘇る「4大交流圏」構想   PHP新書
「スーパー新幹線」が日本を救う   文春新書

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