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山形でアマチュア無線愛好家の勉強会に参加してきました

2016年03月07日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

アマチュア無線の愛好家の方々の山形での集まりに参加してきました。 聞くところでは、アマチュア無線の愛好家は「絶滅危惧種」とかで、高齢化が進み若い世代がこの趣味にはあまり参入してこないようです。 40名近くの参加者は、なるほど、私と同年代かそれ以上の方で、若い方は多くはありませんでした。 参加者の年齢だけで、これは何の集まり? と思えば、やはり老人会、あるいは老人会予備軍の集まりにしか見えない集まりでした。 

ここに日本の将来の危機を感じるのは、アマチュア無線を趣味とする方々は、電気、無線の知識を有する方々で、勉強し、試験を受けて免許を取得する行為自体が日本のエレクトロニクス産業を下支えして発達させる原動力になってきたのです。 この初老の方々の若き日は日本がエレクトロニクスで世界に頭角を現した時代と重なります。 以前、秋葉原の電気街で最近は半田ゴテを買いに来る小学生などいなくなってしまった。。との話を聞きました。 私も、昔は「ラジオ少年」で、鉱石ラジオから始まり、3球、5球スーパーと自作するラジオのレベルを友人と競い合ったものでした。 子供の頃からのこうした趣味は、電子工学への興味となり、日本の産業を実は支えてきたのです。 私の世代は、東芝、日電、日立、松下、ソニーなど会社が元気であった頃、第一線で活躍した人達ですが、その多くはラジオ少年であったりアマチュア無線で腕を上げた人達なのです。

最近の子供たち【大人までが】メーカが作り上げたゲームに夢中になり、その腕を上げた所で何のスキルにも役立ちません。 そんな若い世代よりも、自分で電子工学、無線工学を勉強したアマチュア無線の年代の方がよっぽども立派です。 物を作る喜び、それがメーカでの開発技術者につながっていた事は間違いありません。 ところが、日本の会社も開発力が弱まり、電気、エレクトロニクス関連では元気のない会社ばかりになってしまいました。 一つの原因は、この業界にもの作りを少年時代からしてきたセンスのある若きエンジニアが日本からいなくなってきた事にもよるのではないでしょうか? もの作りもハードからゲームのようなソフトへと変化しているのです。

日曜日に集まって話を聞く好奇心。 これが大事なのです。 生活年齢は歳をとっても、新しい事の話には興味を持って聞きに集まる。 この好奇心をいつまでも忘れずに元気で活躍して欲しいものです。 新しいものに興味を持ち続ける間は「老化」は進行しません。 生活年齢だけは若いくせに、心は「老人」になってしまったような若い世代に「渇!」を与える位、ジジイ世代の活躍は日本にとって重要であると思った一日でした。(ついでに、アマチュア無線の方たちは地元の自治体と協定し、災害発生時の通信手段として世の中を支えています。)

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