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入学試験

2019年11月06日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 大学入試、他人事となりほとんど関心がありませんでしたが、やはり、教育事業の業者さんにより支えられているんですね。 もう、10年以上も前の事ですが、ある国家試験の試験委員をしていまして、試験問題を作る役をしていました。 職業的な分野での国家試験ですから、その道のプロの方が集まり、それぞれ自分の専門分野での試験問題を作成するのですが、受験生はいくつもの分野からの出題に答えるのは大変でしょうが、問題を作る側も自分の専門分野だけですとそれほど幅は広くなく、年に2回の問題作成が5年も続くと出題もほぼ出つくします。 

 毎回、同じ出題にする訳にもいかず、目先を変えたり、少し頑張り過ぎると難易度が高くなりすぎて正答率が低くなります。 この時も試験業者さんが活躍されていました。 毎回、問題の難易度に多少の差が出ますが、各設問の配点を調整して受験者の得点分布が毎回、同じようにするシステムがありまして、各設問の正答率に応じて配点を上手く調整してくれるのです。 資格試験ですから、毎回、ある程度の合格者を出しつつ、あまりに易しすぎず、かつ、難しすぎず、適度な合格者がでるように試験の採点が終わった後で、各設問の配点を調整するのは、何か後出しジャンケンのような気もしますが。。 その辺りのノウハウは、さすが試験業者さんならではでした。 これは、全ての受験者に同じルールで配点が調整されるので、ソコソコ公平性はあります。 

 自分が受験者であったのは、若い頃TOEIC 900点に挑戦していました。 以外にできたと思っても、そのような場合には他の受験者も出来が良く、全体の中では順位は同じくらい、反対にできなかった場合には他の受験者も出来が悪く、全体の中での順位は自分の達成感が良くても、悪くてもほぼ同じ位であったような覚えがあります。 この試験は他の受験者と関係ない、個人の挑戦ですから、入学試験や資格試験と異なりますが、これも調整されていたのでしょうか?

 今回問題になっている、記述試験は一人の採点者が、全てを同じ基準で全てを見るならともかく、複数の採点者ではバラツキが出るのも仕方ありません。そのような試験を入学試験に用いるのが適切ではないのです。 試験というのは公正にしなければならない。。という原則も、現実には、受験者の人数との兼ね合いで検討しなければならない事なのです。

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