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「身の丈」発言 

2019年11月05日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 私はいつも身の丈に合った暮らしをするのが信条であり、身の丈以上に見栄を張ったりすることの無いように心がけています。 ですかから、身の丈から言えば別世界である大富豪の豪華な生活など少しも羨ましいとは思いません。 人は法の下には平等であると言うのを拡大解釈して、あらゆる面で平等であることなどあり得ないのです。生んでくれた両親を選ぶことはできず、容姿も、能力、性格、両親からの遺伝的な形質、生まれたれた家の経済的状況、色々な制約の中で生きているのは当然ことであり、「身の丈」が格差を定着化するなどという非難は的外れです。 「身の丈で生きる」というな当然の事なのですが、これは己を律する言葉であり、他人から言われるとあまり愉快ではないのも事実ですし、この言葉をを筋の悪い試験制度を擁護するために使用してしまったことに問題があります。

 あの英語の民間試験すると言うのは全くの愚案であり、あのような試験を堂々と計画する文部科学省というのは本当にアホの集まりのように見えます。 そもそも、高校生に求めるべき英語力は「読み書き」だけで良いのです。「聞いて話す」などと広げるからペーぱー試験だけでは済まなくなるのです。 英語の力なんぞ社会人になってから、必要に応じていくらでも対応できるのです。それより大事なのは、国語の力なのです。 小学生の頃から早期英語教育をしたり、何故、英語中毒のようになっているのでしょう? それは議員さんや文科省の方達の英語に対する劣等感の裏返しではないでしょうか? 英語をペラペラと話せることなど何の能力の証明にはならないのです。 オウムや九官鳥にでもなれと言うような教育自体が誤りなのです。

 もし、ブレグジットが行われると、欧州での公用語から英語は消えます。 グローバルな共通言語としての普及度は欧州では英国だけで、北アメリカとオーストラリアだけの地方の言葉にすぎなくなります。 人口だけから言えば、中国語やスペイン語の方が多いくらいで、このような地方言語に一生懸命になることはありません。 外国語の習得には母国語との深い相関がありまして、母国語のダメな人間に外国語など教えても意味が無く、外国語習得の第一歩は母国語なのです。 ところが、昨今、日本語が理解できない生徒が増えていると言う事で、英語を早期教育しているような場合ではないのです。

 今回の騒動の裏側には、英語に対する憧れ、試験制度の不備などの根深い問題がありますが、「身の丈」で生きる当たり前の事さえ格差の固定化などと飛躍したケチを付ける事に生きがいを見出す人々により、何が問題なのか言葉尻だけで流れてしまいます。 文部大臣は、問題の多い試験制度の側に立って「身の丈」発言をする前に、あの試験制度の是非を真剣に考えるべきでした。 試験制度が不備であるから、本来は真っ当な「身の丈」まで差別だ、格差だと騒がれてしまったようで、「身の丈」人間の私は「身の丈」だけを悪く言われるのには違和感を感じます。

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