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A級戦犯についての誤解

2014年01月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

年末にA級戦犯について書きましたらいくつかの反響があり、それで分かったことは多くの人がA級と言うのはA,B,Cの中で最悪の極悪人を対象とし、B級、C級と言うのはA級よりも軽いものとクラス分けされていると誤解していることです。A,B,Cは種類による差であり次のように分類されています。ニュルンブルグ裁判に準じたものですが、C級は日本にはなく、A,Bの2種類で裁判が行われました。

A級:平和に関する罪
B級:戦争犯罪、戦争法規違反
C級:人道に関する罪(ナチスのホロコーストを対象)

つまり、戦争中に戦争犯罪、人道に反する酷いことをしたというのは、B級,C級で裁かれていてA級という範中で裁かれることではないのです。「戦争犯罪人のA級戦犯」と言うこと自体、矛盾したことで何について文句を言っているのか、よく理解しないまま文句を言っているとしかいえません。

前に書きましたが、戦犯は既に罷免され名誉回復もされているのです。Å級戦犯であった岸信介、笹川良一のお二人は罷免された後、国連平和賞まで受賞しているのです。そして岸さんは総理大臣にまでなっているのです。この時、A級戦犯を総理にするとは戦争への反省が足りないとはどの国も言いませんでした。靖国参拝などより、A級戦犯が総理になる事の方が彼らにとっては深刻ななハズですが。。。罷免されているのですから、手続的には「A級戦犯」と言うこと自体が「死語」なのです。そのようなものはすでに存在しないのです。大新聞社の要職にある方までTVでコメンテータとして、中国、韓国と同じレベルで解説しているのですから呆れたものです。チベットやウィグルを侵略し、虐殺を行っている国が日本の戦争犯罪について文句を言うとは笑止千万です。日本の戦争責任など既に決着の付いているものなのです。

また、今更と東京裁判について文句を言っても仕方ありませんが、全ての犯罪はあらかじめ定められた法律により裁かれねばならない「罪刑法定主義」というのが基本です。罪人として捕まえた後から、罪を考えてそれを適用するというのはまともな裁判ではないのです。東京裁判で判事を務めたインドのパール判事ですが、次のような発言をされています。

「戦争の勝ち負けは腕力の強弱であり、正義とは関係ない。 戦争に勝った国が正義なのではない。 戦争に負けた国が悪なのではない。勝った国が負けた国を裁くのはおかしい。この裁判は裁判ではない。よって全員無罪である」

原爆の実験をされ、民間人を焼き殺されてもそのことで今更、米国に恨みつらみではなく、それを平和の大事さ、戦争の悲惨さに昇華させている日本は平和国家そのものです。賠償も住んでいる事を未だに蒸し返し、反日教育を続けているような無法国家は友好国ではありません。経済援助などすることもありませんし、首脳会談も必要ありません。米国が「失望した」と表明したことに慌てている方もいますが、米国の程度も落ちたものです。そんな米国にはこちから「米国に失望した」と反論すべきです。

安倍さんの靖国参拝で国益を害したとの声もありますが、真の国益とは相手の顔色をうかがって表面的なことをつくろうことではなく、日本人の一人一人が過去の歴史をキチンと理解し、不当な要求には屈しないことです。

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