雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

社員による犯罪

2014年01月29日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

冷凍食品に農薬を混入させた社員が逮捕されたニュースを見て、ガッカリしました。食品を作る業界の方はもう少し、小ざっぱりと清潔感に溢れる方を期待していたのですが、農薬混入以前の問題としてこの方がつまみ食いしながら作った冷凍食品は食べたくない雰囲気でした。街を走っていて宅配ピザ/寿司のお店や、宅配/街売りのお弁当(仕出し)業者業さんのお店を見て、こんなところで作っているものは食べたくないと思うのと同じです。

今回の犯人は逮捕されましたが、今後このような犯罪が再発する可能性はいくらでもあります。 以前、情報ネットワークの仕事をしていた時に、社内における破壊行為からネットワークを守る仕掛けを考案し、それをあるお役所に紹介したところ、「うちの職場にそんな悪いヤツはいない!」と怒らせてしまいました。ケーブルを使ったネットワークは、証拠も残らず簡単に破壊されてしまうのです。元々、身の回りの数台のPCを接続するために開発されたものが全社的な大きなものに育ってしまい、ある種の破壊工作には全く無防備なのです。その弱点を補うものなのですが、ほとんど拒否反応ばかりでした。恐い現実を直視しない方が多いのです。

まあ、国防関係の職場に、職場での破壊行為をするような国賊がいない事は私もそうあって欲しいとは思いますが、セキュリティ対策は性悪説に基づき悪いヤツがいる事を前提にしなければなりません。日本人でありながら「反日日本人」のような方も日本のマスコミにはいるように、社員の中にも会社/職場が嫌いな社員はいるのです。世界の常識では軍隊内にも憲兵と言う警察組織があるのが普通です。自衛隊にも隊内の不祥事を見張っている部門はありますが、憲兵も作るべきです。組織に不祥事はつきものなのです。

私も30年以上、会社勤めをしてきて、その中で上司に対する反発などはしばしばありましたが、それでも仕事は好きでしたから会社への造反までは自制できました。それは、サラリーマンはだれでもしている事で普通の事です。ところが、その自制がきかなくなってしまう事件は多発しています。社員には悪者もいることを前提として最悪の状況も考えた体制が必要です。

健康に害を起こすようなことはどのような理由があれ許されませんが、悪いのはこの社員だではなく会社も悪いのです。雇用される者の弱い立場に付け込み、賃金を切り下げ、社員の満足感について十分な配慮をしないのは一種のイジメのようなものです。人生の大半を過ごす職場は社員にも大事な場所なのですから、単なる労働力と扱われれば社員として不幸です。社員がこのような不祥事を起こして、人件費を大きく上回る損害になりました。中国で同様の事件を起こした会社は倒産しました。利益だけを追求するとロクなことは起きないということをいくつものケースで見ていますが、人間はなかなか学習しないものです。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
人気ブログランキングへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする