雷ブログ

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相鉄線のブレーキ

2012年08月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

毎日、通勤に使用している相鉄線の旧型車両のブレーキは、凄いんです。



駅で停車する度にブレーキパッドで磨かれたディスクは、線路のバラスト(砕石)を写しているように、まるで鏡のようにピカピカに輝いて車輪の外側に付いています。当家の息子が保育園に通っていた昔、「お父さん、あの電車の車輪はなぜ、浮いているの?」との質問がありました。車輪の外側でピカピカに光るディスクはまるで車輪が浮いているように見えます。これは、直行カルダンといいまして、車のエンジンで言えば縦置き、モータの軸を台車の中で線路と同じ方向(車軸と直角)で取付けているため、台車の内部にスペースがなく、外にブレーキを備えた結果です。

ところが、9000系までの旧型車両で使用されてきた、このディスクブレーキもその後の10000系以降はJRで作ったJRと同じ車両を使うようになり断絶してしまいました。そう言っては失礼ですが、小さな私鉄【営業キロ数36Km】ながら車両へのこだわりの強い会社で、乗り物ファンとしてはそういう会社は大好きなのですが、会社が大きくなると技術部門よりも管理部門が強くなるのはよくある事で、自社の拘った車両よりもJRから安い車両を購入すべきという判断になったのでしょうね。残念! まあ、乗り心地はどちらでも変わらないのですがね。。。

ブレーキというのは、重要でありながら地味な裏方で、それを車輪の外の目立つ檜舞台に取付けたのは、安全第一を標榜するようで会社の安全へのポリシーを訴えているようで好きなのですが、特徴のあるものが段々と無くなり、JRの車両ばかりになってしまうのは寂しいですね。。

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