珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

Kさんの退職

2011年09月17日 | 日々のこと

           

私達の職場で最年長、QVC好きのKさんが、9月末で退職することになった。

きっかけは、7月に半月板損傷で手術を受けたことだ。

春先に、何ということもない段差を降りたとき、着いた足の膝がグキっといって痛みが走った。

痛みはどんどん増してきたけれど、2~3日で治るだろうと、あまり気にしなかった。

ところが、2~3日たっても良くなるどころか、夜も眠れないほどの痛みになったそうだ。

これはちょっとまずいかも知れないと、整形外科を受診したら、軟骨が磨り減って出る痛みだと言われた。

そう言われれば、若くはないから、なるほどと納得してしまう。

それならばと、整骨院へ通ったり、グルコサミンのサプリを飲んだり、いろいろしたけれど、痛みは増すばかり。

知り合いに別の整形外科を勧められて再度受診したところ、半月板が損傷していることが、そこでやっと判明した。

半月板損傷なんて、けっこうよくあることだと思うのに、最初に受診した整形外科でなぜわからなかったのか?

やっぱり、先生がヤブだったのだろう。

最初に行った病院で半月板損傷だとわかっていれば、すぐに対処して、手術するほどには至らなかったらしい。

けれど、ヤブな先生に、「適度な運動をしてください」などと言われたものだから、痛みに堪えて歩いたり体操したりしていて悪化させたのだ。

手術後の経過は良好、リハビリを頑張って、今は歩くのに不自由はない。

でも、このことがきっかけで、ご主人から「もう辞めてはどうか」と言われてしまった。

また、彼女自身、仕事をするのが億劫になってしまったのだそうだ。

これから冬に向かって、暗くなり寒くなり、雪が降り、道路に降り積もり、アイスバーンになる。

そこを運転していく自分を想像すると、もう嫌、辞める、と気持ちが決まったそうだ。

そうだろうな~、私も嫌だもの。きっかけがないだけ。

Kさんは、私より年齢は上だけれど、職場では少し後輩、それでも20年近くも一緒に働いてきた。

顔を見られなくなるのは、寂しい。

でも、仕方がない。 

Kさんのご主人も今年いっぱいで退職する。

二人で毎日が日曜日になるわけだけれど、それがちょっと心配だとか。

「QVCが思う存分見られなくなるのよね~、それが悲しいわ」

と言うのは、半分冗談、半分本気かな 

 


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