整骨院の待合室で書棚を見ると、漫画がずらっと並んだ中に白い背表紙の本が一冊。
題名は「生協の白石さん」
おおお~、これがあの有名な「生協の白石さん」か!
滅多に書店に行かない私は、4~5年前だろうか一世を風靡したこの本を、手に取るどころか見たこともなかった。
それがこんな所で出会うとは、何かのめぐり合わせに違いない
浅からぬ縁を感じて読み始めた。
東京農工大生協の「ひとことカード」というカードに記された、学生の意見や要望への職員の白石さん の答えが、ウイットに富んで、楽しいということで、ネット上で評判になり、ついいには本として出版されたものだ。
ページの上段に学生からの意見、要望、下段に白石さんの答えが書かれている。
例えば、
Q 「愛を売って下さい 」
A 「愛は当店で扱っておりません。他のどこでも売っておりません。もしどこかで売られていたら、それは罠です。どうぞお気をつけください」
うろ覚えだから、この通りでは ないけれど、こんな感じ。
バストアップの器具、単位、お菓子に入っているカード、車、就職、果ては「雑誌をもっと立ち読みしやすい場所に移動させてください」etc。
さまざまな学生からの問いに白石さんは、面倒がらず、丁寧に答えを返す。
ちゃんと、自店の商品をさりげなくおススメしていて、さすがプロと思わせる回答も多い。
仕事の一環とはいえ、すごいな~と思う
自分が仕事をしている身だから、なおさらにそう思う。
そして、語彙の豊かなこと、きれいな言葉遣い、 読んでいて気持ちよい。
「中へどうぞ」と呼ばれて、「あら、もう」と思ったのは初めてだ。
続きは次回のお楽しみ
整骨院の待合室で・・・(笑)
さらっと流し読みでしたが
面白かったです
ついつい、読みながら笑ってしまう箇所が多くて・・・
周囲の人には、そんな私が気持ち悪かったかもしれません
今度、「生協の白石さん」を読みながら、クククと笑っているおばさんを見たら、お声をかけてくださいね
今日は、腰をかけた途端に呼ばれて続きを読む暇がありませんでした。
残念
腰は良くなってきています。
暖かくなったせいもありますね。