屋根を無落雪にするにあたって、業者さんに下調べをしてもらった。
無落雪の屋根は、今までの3倍の加重だという。
我が家は築37年という古い家なので、その重さに耐えられるかが問題だ。
耐えられなければ、諦めるしかない。
結果は、いくつか補強すれば大丈夫ということで、ほっとしたのだが、とんでもないことが判明した。
屋根裏の換気孔に、なんと孔が開いていないのだそうだ。
有り得ない話だけれど、本当だ。
表から見たら、換気孔はちゃんとついている。
でも裏から見たら空気が通るはずの孔がないのだ。
全然気づかなかった
2階の屋根裏なんて見に行くことはないものね。
16年前にリフォームした時、大工さんが開け忘れたとしか思えない。
当然のことながら、屋根裏はカビが発生して、真っ黒になっている柱や梁もあるという。
16年前のその業者は、夫の知人の知人ということで選んだのにほかにもいい加減な仕事をしていて、思い当たると言えば思い当たる。
またかと言う感じで、激怒する気力もない。
幸いそこはもともと工事で取り払ってしまう部分とうことで、まあ良かった。
それにしても、ただただ唖然とすると言うか、呆れたというか、知人の知人というのが仇になったかも知れない。
こういうことは、大手だから大丈夫とか、個人業者だからダメとは言えない。
でも、何か不具合が生じた場合のリスクを考えると、相手が体力のある大手のほうが有利だろう。
そういえば、昨年のことを思い出したけれど、お友達のSさんが、同じようなことを話していたっけ。
Sさんのお宅でも我が家と似たような事情で、昨年大改築をした。
その時見つかったのが、やはり孔が開いていない換気孔だった。
その話を聞いたときは、「まさか~」「有り得な~い」とか言いながら、笑いさえしたように思う。
それがまさか我が家でもとは、意外とあることなのね~