珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

ぎっくり腰

2011年01月13日 | 健康

昨年、おおみそかまであと数日に迫った頃、、長年のお友達、M子さんとのランチに出かける準備をしていた。

ちょっとテーブルの上に置いたピアスを取ろうと腰をかがめた瞬間、その腰のやや左側がギクッと、鳴った。

ああ、ぎっくり腰だー

数秒して痛みがじわじわ押し寄せてきた。

でも、今回はさほど重症でないようだ。

ぎっくり腰は何度か経験しているからわかる。

それでも安静にしていた方が良いに越したことはないけれど、M子さんと私の休日が合うのは久しぶりだったし、痛くて歩けないと言うほどでもないので、痛いあたりに湿布を貼って出かけることにした。

M子さんに会って、「今日は私ぎっくり腰だから、歩き方がおばあさんみたいだけどごめんね」と言うと、あら、大丈夫?今日はあまり歩かないようにしようね」と言ってくれた。

そこで、近めのレストランへ向かって歩き出したのだが、歩いている途中で彼女があっと言った。

突然膝ががくっとしたというのだ。

大丈夫?ときくと、大丈夫と答えて歩き出したけれど、その後も「あ、何か変」とたびたび膝を押さえるしぐさをする。

そのうち、ちょっと痛いみたいと言い出した。

それを聞いて、なんだか可笑しくなって吹き出してしまった

腰病みと膝病みの珍道中だ。

 

 M子さんとのお付き合いは長い。30年近くなる。

年齢も同じだし、好きなものも似ている。

でも、30年の間に身体的若さでは大きく差がついてしまった

あっちが痛いこっちが痛いと、病院と縁が切れない私に対して、彼女は胃カメラともMRIとも無縁だ。

一度転んで手首を骨折した以外、たまに病院へ行ってきたと言えば歯医者さんくらいだ。

眠れないと言う話も聞いたことが無い。

ほんとうに羨ましい。

そんな健康体の彼女だから、膝が痛いというのを聞いて、「ああ、遂にあなたもなのね」という感じで、ちょっと嬉しくなってしまった。

そんな私は、人が悪いだろうか。

 

私のぎっくり腰は、カイロを貼って温めていたら、一週間で完治した。

彼女の膝も今頃は直っているだろう。