見知らぬものに対する警戒心は誰にでもあるのだろうが、その強さは人それぞれなのだろう。他人がどうなのかはいざ知らず、こと自分に関していえばわりと強い方なのだろうと思う。それに関してちょっとしたエピソードがある。警戒したのかどうかは知らないが、生後まもなく初めて父親と対面したときのこと。初めて父親と会った私は何をしたか。なんと眉間に縦じわをよせたらしい。「誰だこいつ?」ということなのだろうか。それとも何かの偶然だろうか。まあおかしな赤ちゃんだったらしい。当の父親もびっくりしたらしい。というわけで今に至るまで語り継がれているのである。
これは何の例にもなっていないかもしれないが、見知らぬものに対してどれほどの警戒をするか、その警戒がいつ頃解けるか、が問題だ。聞いたところによると、日本人は警戒を解くのが遅いが、一度警戒を解くと再び疑いを持つことは少ないのだとか。逆にアメリカ人の場合は警戒を解くのは早いが、再評価も早いのだとか。これのどちらが優れているとかいうつもりはない。内と外というもののとらえ方の問題とも考えられよう。
さて、内と外の間に万里の長城ができていたらどうしましょう。
これは何の例にもなっていないかもしれないが、見知らぬものに対してどれほどの警戒をするか、その警戒がいつ頃解けるか、が問題だ。聞いたところによると、日本人は警戒を解くのが遅いが、一度警戒を解くと再び疑いを持つことは少ないのだとか。逆にアメリカ人の場合は警戒を解くのは早いが、再評価も早いのだとか。これのどちらが優れているとかいうつもりはない。内と外というもののとらえ方の問題とも考えられよう。
さて、内と外の間に万里の長城ができていたらどうしましょう。