かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

好奇心の功罪

2006年01月05日 23時34分41秒 | 雑談
今試験勉強をしている(しかも2科目並行で)のだが、いつもながら都合よく行かない自分の気質とでもいうか、性質とでもいうのか、そういったものに悩まされている。そんなものに悩まされていること自体身が入っていない証左、といわれればごもっともですといって話が終わるのだが、それだとあまりにつまらないのでもう少し水増しすることにしよう。水増しといえば、大根水増し。これは成立の順序の語呂合わせ。つまり、大鏡→今鏡→水鏡→増鏡の順に成立したというわけ。
おっと、話がそれた。さて、問題の自分の気質?とは、一度気になるととにかく熱中するが、熱が冷めるとそれまでの情熱はどこへやら、というある意味困ったものである。好奇心が芽生えると、どんどん追い求めていくらしい。それが22年弱生きてきて帰納的に得られた結論だ。ところが、この好奇心というやつ必要なときに必要なところに芽生えるという代物ではないらしい。大概、不要なときか必要なときに不要なところに対して芽生えるという実に困った習性を持っているらしい。おまけに、ともすれば木を見て森を見ずになるおそれがあるので、ますます困ったもの。エンジンがかかってしまうともうそんなもの。それは自分が一番よく知っていることである。そういえば、気になるものと気にならないものの差が激しすぎるといわれたことがある。整頓してあるところはきっちり整頓してあるが、まったく構わないところはもう荒れ放題。昔からそんな感じだが。好奇心と似ているような気もする。
ということは、性格の根本的なところに原因があるのかな?