「レンジゆで卵器」がすでに商品化していることがわかりました。原理的には蒸し卵です。器の底部に入っている水を水蒸気にして、卵を蒸すのでしょう。
そこで、レンジで道具を使わずゆで卵を作る方法を思考してみました。
まず、レンジで卵を加熱すると爆発する理由からです。
理由1 白身と黄身とでは固化温度が異なり、黄身の方が低い。
理由2 固化すると体積が増える。
理由3 お湯の中で加熱すると白身の固化から始まり、レンジで加熱すると黄身の固化から始まる。
卵を茹でるとき、まず白身の固化から始まるから、黄身が固化し始めて膨張しても、固化した白身がそのエネルギーを吸収する。
レンジで加熱すると、まず黄身の固化から始まり、その膨張のエネルギーを薄い卵の殻のみでは吸収できず、爆発に至る。
ならば、薄い卵の殻を何らかの方法で補強してやればいいのでしょう。普通に考えつくのはラップで巻くことですね。ラップで巻いて徐々に加熱するには、「解凍」を選べばいいのかなと思います。実際に試してみるのは、いずれまた。
ゆで卵は、おでんを作るときに必要となるので、レンジ卵を作って、それをラップのまま、水に入れて固化を進めて、殻剥きすることになるのでしょうね。
でも、つまらない結論ですけど、普通に水に卵を入れて、茹でるのと調理時間に大差がないような気がしてきました。「解凍」を選択すると、時間のかかることといったら、、、(健人のパパ)
(追記) レンジは、表面加熱ができないのでしょうか。設定でまず白身を固化させ、次に黄身を固化させるということはできないのでしょうか。
表面だけに高周波を照射するということは、技術的にできないのでしょうか。それができれば、レンジに「ゆで卵」というボタンがつく日もやって来る?
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