「アウトレイジ」公開初日。
上映中、観に行くつもりではいたものの、ハードなシーンが結構ありそうなので
ひとりで行くにはちょっと躊躇するものが。
他の鑑賞待機作品は、それなりにひとりでもOKそうなので
朝の映画レビュー番組を見て、夫とおつうが関心を示したところでお誘いしてみた。
基本映画は割引のある日に1000円で観るのがわたくしのモットー。
この日は、通常料金になってしまうものの、
MOVIXのポイントがかなりたまっていたので、1000円鑑賞券と交換すれば
1000円で観られる。
ただ この鑑賞券、ネットで座席指定予約が取れないというデメリットあり。
まして 公開初日なので 行っても席がない可能性もあり。
夫は、800円くらいいじゃん 通常料金でいいから座席予約して観ようという。
こういうところ 変にケチってしまうわたくし。
だって ふたりで1600円、おつうも学割を使っても500円余分に払うんだよ・・・と
言いかけたところで
これ以上言うと 観に行く前に険悪になりそうだったので
ネット予約画面を開く。
そしたら 夫婦50歳割引き というのがある。
(ちなみに 二人とも50歳ではなくても どちらかが50歳以上なら二人とも1000円でOK)
なんて素晴らしいサービスなんでしょう。
これなら 水曜日を待たなくても夫がいれば 1000円で映画が観られるということが判明。
でも 夫婦ってことをどうやって証明するんだろう。
「愛人はだめなのか」
「愛人は夫婦ではない」
「おつうを差し出してこれが子どもだと言ったらどうか」
「それなら 納得してもらえるかも」と
不毛な会話をしながら 劇場へ。
結局のところ ゲートでの確認はありませんでした。
おつうの学生証提示も求められず、なんのことはなく。
で 20歳の息子と三人並んで 最新ヤクザ映画を鑑賞と相成りました。
んー
もしかしたら これからご覧になる方もいらっしゃるかもということで
ストーリー展開はお楽しみにしておきますが、
加瀬くんも椎名桔平さんもかなりかっこよかったです。
おそらく このキャストでなければ観に行くことはなかった作品ですが
最後の「やっぱりね」感だけは悪くなかったものの、
途中何度も目をつぶってしまうシーンが。
何度か繰り返していると あっ 次来る! ってわかるので
目を閉じ、意識を遠くへ飛ばし そのシーンだけスルー(笑)
カンヌで賛否両論、海外のプレスの人たちの中には
途中で席を経ってしまう人もいたというのもうなずけました。
夫「途中中だるみして 煙草を吸いに行きたくなった」
おつう「ああいう血は好きじゃない」(もともと血は嫌い)
ごもっとも。
全員悪人、という作りは納得。
で 生き残った人たちがやっぱり一番悪い奴 というのも。
北野監督のインタビューなど ここ数日拝見していると
製作意図なども分かってなるほどと思いましたが
わたくし バイオレンス系は苦手だし
ハリウッドのジェットコースター的なものでさえ苦手なので
やはり映画は坦々とした作品がいいや、と再認識。
幸い 流血シーンが夢に出てくることもなく
目に焼きついたシーンもなく やれやれですが
繰り返し発せられた「なんだコノヤロウ」「なんだバカヤロー」だけが耳について
未だに離れずにいて困っております(笑)
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