散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



宿についてエレベーターで案内をしていただいている間もうるさいわたくしたち。
たまたまその時は 「松田聖子のデビュー曲はなんだったのか?」
記憶が薄くなり始めている一同 勝手なことを言い合う。
エレベーターの中で小さくなっているスタッフの方に(笑いをこらえていたのか?)
「知ってます?」とふってみる。

「・・・いや~その頃私小学校2年くらいだったから」
「・・・」
「あっ でも松田聖子は知ってますよ、近所に女の子ばっかりだったから
真似するのを聴くお客さん役をやってましたから」
「そーか…」
(突然大人しくなる女たち)
エレベーターから部屋までの距離が微妙に長く感じられたのは
彼だけではなかったような気がする。

さて 「秘密の花園」と聞いて 松田聖子を連想する人、
バーネットの小説を思い浮かべる人、ドラマを思い出す人、
あなたはどれ?

今回は観光地っぽいけれど ちょうどピンポイントでいい時期に来ているのだからと
アカオハーブ&ローズガーデンへ行ってみることに。

熱海駅からバスで15分ほど。
錦ヶ浦の岸壁を望むひと山が、ちょうど今はバラの花がまっさかり。

ちょろちょろっとバラの咲いた通路を散策する程度だと思っていたら
バスで山頂までぶーん、その後ゆっくり花の咲き乱れた山を歩いてくるという
なかなか素敵なひと時でした。
もちろんバラだけでなく、季節の花々がいいように混ざっており、
ローズウエディングなどもできるとのこと。
(これはかなり賭けですね この時期は)




こちらはバラのアイスクリーム。
バニラアイスに ローズジャムをかけただけのものですが
ジャムがかなりリッチなので、美味しい。


最近 淡い色、パステルトーンのようなバラをよく見かけますが
真っ赤なバラはやっぱり正統派?と言う感じで 目を惹きます。


花びらの外側に向かってグラデーションで色づいていくのは とても好み。
もともと 美術で絵を描くとき、唯一わたくしがこだわった(こだわることができた?)のは
グラデーション。
水彩でぼかしていく作業が好きでしたね。
トールペイントをしていたころ、筆の外側と内側で絵の具の色を変えて描いたバラが好きでしたが
このピンクのバラなんてそんな感じ。
とても清楚で好きです。


気持ち的にやはり「ピンク」だったのかも?


気が付いたら ピンクのバラばかり撮っていました。


そして 上りのバスの中で見かけて わくわくしてきたのが
「秘密の花園」。
もちろんわたくしは、バーネットの「秘密の花園」派でございます。
(でも そのストーリー かなり忘却の彼方に飛んでいるようなので
近々図書館で借りてこようと思います)


この生垣で作られた入口、ほぼ、子供のころ読んだ本の挿絵のイメージ通り。
(強いて言えば 入口はもっとツタに覆われていて
錆びた鍵を使ってそーっと開けるというものだったと思いますが)


門をくぐると 色とりどりの花が満開でちょっと別世界。


こんなレンガの小道も 十分すぎるくらい萌えポイント(笑)

やたらにはしゃぐものだから、「もういい?堪能した?」と聞かれてお名残り惜しいけれど。


このたび最後のお食事は(やっぱりこれだ)ガーデン内にある、Mille Fiore
錦ヶ浦を一望できるロケーションはいいのですが、
階下のバラグッズ売り場かはたまたトイレの芳香剤か、
食事中にちょっと人工的な香りが漂ってくるのが残念。


こちら わたくしのいただいたボンゴレベスカトーレ。
うーん、ハーブが沢山入っているのですが、シーフードは明らかに冷凍だし、
もう少しジューシーなものを予想していたせいか 星は今一つかも…。
締めくくりにはちょっと残念。

無理なく無駄なく二日間を過ごすことができて
疲れも翌日に残すことなく、大人の休日?
帰りは 小田原から湘南新宿ラインで最寄り駅まで乗り換えなし、という便利さ。

しかしながら 心残りは宿からのオーシャンビュー。
あくまでも、懲りない我らはこれにこだわり続ける!(笑)

ということで、秋には再度 熱海レポートをお届けできると思います…。

ちゃんちゃん♪







コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




シャッターの降りている店舗も多く、
前回の梅まつりの時期よりは人気も少ない熱海界隈。
画像は 起雲閣へ向かう途中見つけた、「熱海っぽくない窓」(笑)
サンタフェふうでもあり わいちゃん曰く「ベトナムっぽい」
なぜかバラの花一輪で きゅっと締まって見えます。

さて 保養所という感覚で行くと嬉しい裏切りの待っているこのお宿。
残念ながら 今回もオーシャンビューは望めず。


しかしながらお料理は 月替わりで楽しめるため、
今回も新しい発見がいっぱい。
一貫したコンセプトはあれども、お味も見た目もとても新鮮に。
(参考までに前回のお料理はこちら
ちなみに 学習した女たちは、今回は舟盛りは頼みませんでした(笑)

5月の終わりということで 端午の節句の名残りのあるお料理。

さくらんぼ酒
先付(右手奥)春野菜果実酢にて 独活 蕨 蟹 キゥイフルーツ ラレシ
前菜(左奥) 穴子と大葉の絹田巻き つるちまき 竹の子合鴨挟み ホタテの羽二重蒸し ミニサクランボ
向付 (手前) 初鰹 車エビ 一口鮪 


煮物 生春巻き包み あわび茸 きぬさや 銀餡


鍋物 牛すき焼き (水菜 榎木 長ネギ うどん 牛肉 ごぼう)


焼き物 銀だら西京漬け きゃらぶき

揚げ物 ポテトチーズ 椎茸 サボテン (画像なしです)


デザート グレープ炭酸の二層ムース 柏餅

前回も感じたのですが 煮物がとても美味しい。
献立にはなかったのですが 白身の魚を揚げたものに甘酢あん というのも一品ありました。
これも唸ってしまう美味しさ。

そして カツオのたたき。
季節ものなのでおうちでも何度か登場しますが、
どうも 生臭くてわたくしはあまり食べません。
(男性陣は喜んで食べますが)
しかしながら 今回のかつおは 薬味も生姜だけなのに
まったく臭みなく、とろけるような美味しさでございました。
やはり 友達もかつおは食べるけど 臭みがね と同じようなことを言っておりましたし。

すべてしっかりいただいて満腹。
前回、よくこれで舟盛りのお刺身を食べたね と自分たちのことながら
ちょっと驚いてしまいました。

これで夜のおやつは全くなしでOK。
やはり目で舌で感触で楽しむお料理は、お腹のもちも違います。
自己満足ながら こうして画像で残しておくようになって
さらに楽しみが増えたような気がしています。


こちらは翌朝の朝食。
和食 洋食が選べますが、当然和食を。
朝から こまこまと一口ずつ味を換えながらいただけるご飯は最高です。
今回は添えられていた 焼き生姜(焼いた生姜をしょうゆとかつおで煮たものらしい)が
丸くていいお味だったので 生姜好きおつうにお土産に購入。

さて 外は曇り空ですが 傘は要らないようなので
懲りないアラフィーたちは 薔薇の園へ出かけることに・・・。

もうしばらくお付き合いください。


余談ですが…いつもは誤ってページバックなどしてしまうと消去されていたブログの編集画面。
自動保存ができるようになったみたいですね!
このページ 散々入力した後、間違って戻ってしまったら
なんと 復旧できました。 すごい! gooさん!(笑)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )