散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



長瀞に天然氷のかき氷が食べられるお店があると、
会社で話題になりました。
ホームページでチェックすると、「これは絶対pさん好みだわっ」と
周りも本人も納得の店構え…。
これは行かなくちゃ と、「美味しいかき氷があるんだって」と
夫をそそのかし、出かけたものの…

メディアでも紹介された人気店、長蛇の列。
それでも せっかく来たんだもんと列のお尻につくけれど、
交通整理のおじさんに「3時間半は待つよ」と言われて即挫折。

上長瀞の阿佐美冷蔵という、天然氷の手に入るお店。
結局お店の入口に近づくこともできずに退散することになりました。



では、名物のおそばでも食べて…(立ち直りも早く)近くを散策していると
同じような氷の旗…
駅舎近くのおそば屋さんで、この阿佐美冷蔵直送のかき氷が食べられるというので
さっそくトライ。
でも ここでもちょっと並びましたが…。

かき氷ののった「雪わりそば」。

たれはごまみそ味で、こしのあるおそばがとても美味しいです。
抹茶風味のわらびもちがついてくるので、かなり満腹感が得られます。
で 夫の氷メロンミルクをちょっと横から(ってちゃんと食べた)。

「天然氷」はどう違うんだ?

それがですねぇ 不思議不思議、
私は氷を食べると頭がきーん となる体質です。
プラス、冷たいものを食べた後、ごほごほ咳が出るタイプです。

なのに 頭にきーんと来ない!
冷たいのに冷たくないかき氷!

専用の製氷池に貯水して、冬の寒さで池の表面にはった氷を切り出して出荷するというこの天然の氷。
じっくりじっくり作られるからなのか
きんきんとした冷たさがないのです。
不思議です。

しっとり涼しくなったら、pさんテイストいっぱいの駅舎。
駅員さんもなんだかのんびりしていて、
時の流れの止まったような駅です。



こちらはうっかりしていて 蒸気機関車の通過を見逃してしまった踏切にて…。


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お盆休みは例によって夫の帰宅とともに始まり、
それに合わせたように息子たちが散らばり(笑)ました。

これは観たい!と言っていた映画が二つ、
ひとつは私が裏切って一人で観ちゃった「アフタースクール」、
もう一つは「クライマーズ・ハイ」。
これはちゃんと帰ってくるのを待って一緒に観にいきました。

1985年に起こった日航ジャンボ機の墜落をめぐる、とある地方新聞社の一週間を描いた原作からなる映画で、以前 NHKでドラマ化もされています。

確かに新聞記者たちの対立やら葛藤を描いてはいますが
シーンの合間に挟まれる山岳シーンなどは
実に象徴的で、私の好きな作りになっていました。
なぜ山に登るのか 降りるために…というキーワード、
山にアタックしていくことと、新聞を作っていく高揚感、
わすれちゃならない 親子の情…
「日航ジャンボ機墜落」を描きながら
実はてんこ盛りにいろいろな思いがちりばめられておりました。

主演は堤真一、堺雅人(キャストもばっちり)ちょっとマニアックなところで
田口トモロヲ、堀部圭亮…。
このあたりは夫と趣味が一致していますので、大変楽しく鑑賞できます。
公開されてずいぶん日にちがたっており、近場のシネコンでは上映時間が合わず、
ちょっとこのためにドライブをして遠出をして観てきました。

かつて こういう現場で仕事をしたかった私としては
もう 素敵素敵素敵 の連発で、145分の長丁場の映画で
かなり体力消耗してしまいました。
専門用語も多いし、くるくる回るシーンで、集中していないと
ついていかれません。

実はこの事故が起きた時、結婚する前だったのですけれども、
夫と長電話している最中、テレビの速報が入り、
「いやぁ 大変なことになってる」と話していたんです。
事故のことが話題になるたびに、その時のことを思い出します。

ちょうど見に行ったのも 事件と同じ8月13日で
ああ あれから ずいぶんじいさんばあさんになったねぇ と
メタボになった自分たちを慰めあったり(当時二人ともかなりスリムだった…はず)。

機会があったらぜひオススメです。
山岳シーンがあるので、DVDよりスクリーンの方がいいと思いますが…。
原作者は、横山秀夫さんで、「半落ち」や「出口のない海」など
なるほどという作品がずらり。
来るべくして来た映画だわーと 妙に納得しております。
原作はこちら。
クライマーズ・ハイ (文春文庫)
横山 秀夫
文藝春秋




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