今日、9月12日は中秋の名月。
一年で最も美しい月が見られるのであれば、それに相応しいロケーションに行ってみたくなるもの。
奈良 世界遺産 唐招提寺ではこの日、午後6時より観月讃仏会が行われました。
そこで、早速手に入れたばかりのミラーレス一眼、NEX-5を持って、大金堂が鎮座する大寺へと向かいました。
この時間ならば、普段は人気のない唐招提寺の境内も、この日だけは夜間参拝の人達で賑わっています。
金堂の前まで来ると、やはり心から拝まずにはおれない千手観音立像に手を合わせ、創建当時は本当に千の手を持ったという、驚異の木心乾漆の技術をつぶさに眺めていました。
堂内のライティングはあるものの、夜間での撮影で、NEX-5の好感度センサーはどれほどの威力を見せてくれるのか、敢えて手持ち撮影で捉えてみました。
結果は、驚くほどの描写力。
あの千手をこれほどまで緻密に、正確に再現してくれるのか、しかも夜間の手持ちで…。
「本格一眼クオリティー」のコピーに間違いありませんでした。