よくよく考えてみれば、なでしこジャパン代表メンバー全員に、3年間無償リースされたあのプレミアム・ミニ Audi A1が、アウディのラインナップ中のA3のすぐ下に新加入した時点で、このA2の再登場も約束されていたとも言えます。
先日BMWから発表されたコンパクトカーEV、BMW i3 コンセプトも量産に向けて開発が進んでいるようですが、アウディのEVコンセプトカー、A2 Conceptも実に意欲的。
ボディ側面を、ヘッドライトからテールランプまで一直線につなぐ特徴的なこのラインは“ダイナミックライト”と呼ばれ、方向指示の際やブレーキ時にはこの直線状をイルミネーションが動的に走り抜けるという仕組み。
周囲にドライバーの意志を明快に示す役割を担う、新たなモビリティでの提案です。
また、霧中の際にはリアフォグランプが点灯すると同時に、警告用として後方の路面に三角形の赤いマークを照射するといった仕掛けも搭載。
近い将来の到来を感じさせるスマートグリッド・シティでは、EVの存在が欠かせないツールの一つであるように、メーカー各社共、これから電気自動車の本格的な開発に着手する時代がそこまで来ていることを実感させられます。