Kimama Cinema

観た映画の気ままな覚え書き

C'est dur d'être aimé par des cons(バカなやつらに好かれるのはつらい…)

2015年01月22日 | フランス映画祭

第5回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルにて
http://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/
JE SUIS CHARLIE;私はシャルリーキャンペーンの一環として緊急無料公開中の映画
「C'est dur d'être aimé par des cons(バカなやつらに好かれるのはつらい…)」を鑑賞。
フランス語音声・英語字幕のみ、こんな時なんだから、もっと多くの言語に翻訳したらいいのに!
といってもフランス映画ファンの少なさを感じる、オヨヨヨヨ。


2007年の「シャルリー・エブド」紙の訴訟を追ったドキュメンタリー。
デンマークの新聞が発表した預言者ムハンマドの風刺画12枚を転載した件で
起訴された当時の様子を伝える。シャルリー・エブド新聞社内の様子が映しだされ、
そこには今回(2015年1月7日)犠牲になった方の姿も。

単なるジョークや嘲笑ではなく、命を賭して掲載しているんだなっていうのは
冒頭で感じたけれど、ただ・・・このドキュメンタリー作品の出来があんまりで
(ニュースを時系列にまとめただけ、インタビュー切り貼りしただけ)
やる気あんのか???って感じ。

なので、見てるうちにちょっとイラっとしてくるのは否めない。
大そうな理想を掲げてる割には、深い洞察や取材力を感じないし
上っ面でぶっちゃての、ごり押し。まあ揉めますね。

禁忌なぞ無くなれ!なんでも言える世の中を!って精神を貫いているのは
すごいと思うし、それが何であれ言論の自由は認められるべきだけど
傷つけあって、何になろう。


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