Kimama Cinema

観た映画の気ままな覚え書き

土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI

2014年02月17日 | 2010年代 邦

土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI

2014年 日本
監督:三池崇史
脚本:宮藤官九郎
出演:生田斗真、堤真一、大杉漣、山田孝之、仲里依紗、岡村隆史、上地雄輔、
岩城滉一、吹越満、遠藤憲一、皆川猿時


三池崇史監督 × 宮藤官九郎脚本 × 生田斗真主演 +
  マンガ原作 ×(ヤクザ/警察)ー(任侠/コメディ)映画
    × 堤真 ー 関ジャニ ∞
      ゆえに、それから・・小ネタは(√ギャグ)でいいのかな
        計算式がややこしいな

ともかく、無茶ぶりの連続で、爆発力がある面白さ。
もちろん任侠映画を期待していくと、ちょっと・・・だけど
役者さんたちの体をはったキャラ作りを楽しめます。

正義感は強いが加減を知らない駄目巡査が、ヤクザに潜入して捜査する「モグラ」となる!
のだけど、自分で自分のこと「モグラ」って言っちゃってる・・・!!
このアホさにハマれるかどうか、かな。

わたしは、堤真一演じるクレイジーパピヨンと、音楽ネタ(気合いの入った「土竜の唄」の合唱などなど)
が特に好みでした。
撃ち合い前に流れるメロウなメロディが、童謡「ちょうちょ」だなんて☆
名曲の力を感じました(笑)。

Mariage à Mendoza (ハッピー・ウエディング・イン・メンドーサ)

2014年02月16日 | フランス映画祭


2月17日までオンラインで開催されている『第4回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』にて
http://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/

長編「Mariage à Mendoza(ハッピー・ウエディング・イン・メンドーサ)」を観賞。

従兄弟の結婚式のため、マルキュスとアントワーヌの兄弟はアルゼンチンを訪れる。
車でブエノスアイレスから結婚式が行われるメンドーサを目指すロードムービーなのですが、
さっすが、南米が舞台だけある!!
銃で撃たれたり、車を盗まれたり・・・これで旅が続けれるの?ってくらいの困難がドカスカ。

こんな問題山積のロードムービー、アリなのか。アルゼンチン、半端ないなあ。
しかも、旅をするのは、へっぽこ兄弟たち。
兄も弟も、それぞれ違う部分で頼りない。
だけども魅力的な部分もそれぞれあって、つい惹き込まれます。


Le Premier Pas(ファースト・ステップ)

2014年02月09日 | フランス映画祭


『第4回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』にて
http://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/

短編「Le Premier Pas(ファースト・ステップ)」を観賞。


主人公は、紅顔の美少年。
フィギュアスケートのソロ選手なのだけど、ペアで滑っている女の子に恋をして
一緒に滑ろうとアレコレ・・・
12歳の少年の恋は、何ともむずがゆい。

お相手の女の子は少し年上で、彼よりも背も体格も大きいから
ひょろっとした少年にはリフトできない!
似合ってないのは誰が見ても一目瞭然なのだけど
少年が背伸びしたがってるのが可愛い。

La Vierge, les Coptes et Moi (僕とコプトとマリア様)

2014年02月08日 | フランス映画祭

全国的に大雪の今日は、おうちでぬくぬくオンライン☆フランス映画祭り!
『第4回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』にて
http://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/

長編「La Vierge, les Coptes et Moi(僕とコプトとマリア様)」を観賞。

コプトとはエジプトで独自に発展したキリスト教の一派で、
「原始キリスト教」を元にしており、マリア崇拝をしているらしい。
かつて大勢の人々が目撃したという聖母マリアの出現の「奇跡」を追って
ナミールは映画を撮影するためにエジプトの村を訪れる。

現地取材の中で見えてくるムスリムとコプトの関係や、エジプト人たちの宗教観。
こうした生の声を聞くことは、日本ではまず無いのでとても面白かった。
マリア顕現を撮りたいと四苦八苦するナミール自身も、面白い。

ラフなようで、意外と計算されているフィクションとドキュメンタリーの絶妙なブレンド。
今回のMyFFFの中では、わたしの中では1位かな、意外にも! 

Le Cri du homard (オマール海老の叫び)

2014年02月02日 | フランス映画祭

オンラインにて、私ひとりワクワク開催中☆フランス映画祭り!
『第4回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』にて
http://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/

短編「Le Cri du homard(オマール海老の叫び)」を観賞。

「オマール海老の叫び」というタイトルにも関わらず緊迫感溢れる30分、シリアスな作品。

兄のボリスが兵役を終え、チェチェンから帰還してきた。
6歳のナタリアは、久しぶりに会う兄を覚えておらず、戸惑う。
ボリスはボリスで、久しぶりに会った家族の状況に苛立ちを隠せない。

6歳の女の子が自然体で可愛かった。
日本の天才子役たちの素晴らしい演技を見慣れてきたので
ナタリアは、ごく普通の女の子と言ったていで、ホッとできた。
けど、最後の彼女の瞳は見物だと思う。