近所にまたカフェがオープンしたらしい。それにしても新規開店の店は本当にカフェが多い。その次はゲストハウスと言ったところか。これには理由がある。始める人間が大体30代で、基本的にカフェ好きで、新たなコミュニティーの場を作りたい或いは文化の発信基地を作りたい=カフェと思っているのがその年代なのだ。しかもカフェは特別な技術も必要なくハードルが低い。内装もやれるところは自分たちでやれ、費用も他の飲食より安く抑えられそれがまた「お洒落」と評価される。しかしいざやってみると維持するのがもの凄く大変で、現実はファンタジーでないことを思い知る。
とこんなパターンになることが多いのだが、希望者は多く、できてはどこかがなくなりの繰り返しで印象としてはしょっちゅうオープンしてるとなる。その他のパターンとしてはリタイアした夫婦で始めるというのもある。こちらは資金力があり、飽きるまで或いは健康上の問題が発生しなければ維持される。
書いた時の感触が良いので鉛筆が好きだ。そこで必要になるのが鉛筆削り。携帯できる消しゴムくらいの大きさの鉛筆削りがいくつかあるのだが、それでやると必ず芯が折れてしまう。良いところまで行って最後の一削りでというところで折れるというのを何回も経験して、流石にもう使いたくなくなって、昔ながらのハンドルを回す鉛筆削りがほしくなった。ということでAmazonで注文。それはどうやら中国発送で、予定日にも到着せず、二三日後問い合わせをすると通関で手間取ってるという返事があり、結局その数日後に配送された。唯、800円程度のものなので来なければ違うものを注文しようと思っていた。その鉛筆削りは、安物(しかもアンティークカメラ風)にも拘らずちゃんと最後まできれいに削れる。これでやっとストレスのない鉛筆削りができる。
今朝放送されてた「美の壺」は本屋特集だった。各地のユニークな書店を紹介してたのだが、ネット通販に押されなくなる一方の本屋が取る生き残り策は個性化ということが分かる内容となっていた。この分野に限らず個性化というのは基本だが、実際問題これで生き残れるかというのはこれまた別問題。一般論としては生き残れない方が多いのではないだろうか。本屋の場合、主人のセレクトショップの色合いが強くなる。例えばアート系が中心であれば好きな人にとっては堪らない空間になり、カフェでも併設してれば最高となるだろうが、そんな人は多くない。経営的には大変で、存続するしないは結局店主の思い(と資金力)にかかってくるということになる。
光回線電話とネット込みの契約をすっきりさせるために地元の有線に変えることにした。この機会に二重払いに等しかったヤフーのプロバイダー契約も解除。そもそもはNTTの子会社と称するところの電話から始まり、面倒くさいことになってしまったのだが(詐欺にあったような感覚)、これでやっとすっきりする。有線だったら顔が見えるので手続きもやりやすい。今までの子会社なのか代理店なのか何だか分からないところは、電話するだけで相当疲れる。違約金なども発生するし、解約し辛いようにいくつもの障害を設けている。基本諦めるように仕向けているわけだが、これからはそんなモヤモヤもなくなる。
それにしてもヤフーのプロバイダー契約解除もそこにたどり着くまで苦労した。これはネット上でできるのだが、他社の他の契約解除でもやはり同じような分かり難さがあった。まるで嫌がらせのような分かり難さ。もうせこいとしか言いようがない。