ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ツナのリエット

2010年10月29日 | 食べ物


先日、T君がイタリア土産で貰ったものを貰った。瓶入りの「ツナのリエット」のようなもので、パンにつけて食べるらしいのだが、実際のところそれが何なのかは誰も分からない。イタリア、イタリア語に通じてる人間は残念ながら周りにはいない。

で、その荒いペースト状のものをバゲットに乗せて食べると、これが思ったより旨く、野菜の味のほうが強いツナ風味のリエットといった感じであった。確か最初は、何か分からず魚っぽい味のするペーストだが何だろうということで、瓶に印刷された小さい文字を必死に読み取ろうとして辛うじてイタリア語のTunaらしき単語が判ったのだった。その時点で勝手に「ツナのリエット」と命名したのだ。野菜はどうやら「赤ピーマン」のようでこの味が一番強い。その他は「黒オリーブ」も使ってるように感じた。これは拝借できるとその時思った。そして早速、自分で作ることにした。

ほぐしてないツナ缶(ほぐしたのは臭みが強い)と、赤ピーマン(実際は黄ピーマン)、それに黒オリーブを用意。赤ピーマンは焼いて皮を剥き細かく切る。黒オリーブも種を取り細かく切る。まずミキサーでツナをほぐし、そこに残りの野菜を入れ、オリーブオイルを適量、塩コショウをして全部をミキサーで粉砕。味を確認すると、貰いものよりツナの味が強くこれこそ「ツナのリエット」という味になっていた。予想したより旨かった。ただ、ツナはある程度荒いほうが良さそうだ。これは次回の改善点。

今まで、ツナというとどうしても玉ねぎを入れたマヨネーズ味の普通のものしかなかったが、これでやっと、マヨネーズを使わないしかもマヨネーズ味より旨いツナのペーストに出会えた。試しにサンドイッチの具にしてみたが、断然こちらの方が旨かった。反マヨラーとしては嬉しい限りでありました。
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