ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

庭の住人

2013年06月25日 | 生き物 自然

 

知り合いに、富士山に登ってみたいかと問うと、一度は登ってみたいと言う。世の中には、人気化して人が集まると益々惹かれる人と、逆に、人が集まると興醒めする人とに二つ分かれるようだ。私の場合、勿論後者。

庭にある、シロトホシテントウが出没するある木に、テントウムシの幼虫(写真)らしきものがいたので、てっきりシロトホシテントウの幼虫かと思ったら、それはキイロテントウという黄色一色のテントウムシの幼虫であることが分かった。よく見ると、2~3ミリのものから4~5ミリのものまで数匹いる。このテントウムシは嗜好に特色があり、うどんこ病菌がその餌なのである。確かに、この木の葉っぱには白い粉のようなものふいていて、初めは元々そういう葉なのかと思っていた。ところが、これがうどん粉病菌だったのだ。不思議なのは、この場所をどうやって見つけたのだろうかということ。シロトホシテントウも餌はうどんこ病菌なので、シロトホシテントウの幼虫であれば、成虫もいたことだしと納得だが、この庭でキイロテントウの成虫は見たことがなかったのだ。単に気付かなかっただけなのか、いずれにしろこんな狭い空間でも、色んな生態系が成り立っていることにちょっと感動する。

 

 

これも庭の常連ツユムシ(セスジだったか)の幼虫(多分)。まだ1センチほどで、最初は便所コオロギ(カマドウマ)かと思った。

 

 

これも庭にいたシマサシガメ。初めて見る昆虫だった。

 

 

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