ある名もなき通りを歩いていると、なにやらおかしな看板が目に入った。「チェンソー」、ん?戦争が訛ったか、いや日立の文字があるからチェーンソーのことか、と思ったら、日立は目立、何だ何だとしばし考え、刃の目立てのことかとやっと理解した。チェンソーというのも何だか愛嬌がある。
そして更に歩いて行くと、富士山が。ん?これを富士山と見立てるのはちょっと無理があったか。しかし、前景のススキ野原(黒澤の用心棒に出てくるあそこ)を通してみる富士山の風情がなきにしもあらず。儚さは、むしろ風呂屋の富士山に近いかもしれない。いずれにしろ、原爆タイプも周りの環境によって思わぬ力を発揮する。
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