朝晩は大分涼しくなってきた。すでに朝、外でのTシャツ一枚は、ちょっと寒いと感じるくらいだ。それにしても、今年は長い夏だった。そのせいかどうか分からないが、ここにきてアゲハ類がいやに目に付く。年によって、特定の種類が多いというのは常にあることだが、今年はそれがアゲハ類のように感じる。その代わりに少ないのは、ツマグロヒョウモン。ということは、総量がおなじになるように、自然界では見えないメカニズムが働いて調整されているのだろうか。これも一種の総量規制。まあ、そんなことはないだろうが、ツマグロヒョウモンに関しては、まだこれからワンサカ出現する可能性もあるし、現時点で少ないとも結論付けられない。
さて、ビオトープの方だが、いつものように今年もオオシオカラトンボのヤゴ天国である。ただ、今回はヤンマ系のヤゴ(このところ顔を出さない「正確に言うとおしりを」ので、ちょっと心配)が二匹いるので去年とは大きく違うが、数から言うと圧倒的にオオシオカラトンボだ。あとは、タカネトンボのヤゴがいても不思議ではないのだが(毎年飛来する)、今のところ確認できずである。ヤゴに関しても多様性がほしい。出来れば五種類くらい。僅か、約一平方メートルの深くて10センチほどの水たまりでは、それは贅沢というものだろうか。
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