ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ミニマルミュージック

2006年12月25日 | 音楽


季節ものということで、やはりラジオでは「メサイア」
がかかっていた。
これも結構好きで、個人的には、有名な「ハレルヤ」の
部分より違うところが特に気に入っている。
そういう箇所がいくつかある。
例によって、第何楽章とか言えないところが、その知
識のなさを物語っていて、残念。
CDで何十回と聴いているのだが、全くそういう部分
の知識が身に付かない。
去年なんて、生で全曲聴いたにも関わらずだ。
でも、バロック系が好きなのは事実だ。

現代音楽の「ミニマルミュージック」系が好きなのも、
その流れだ。
その流れというのは、つまりこういうことだ。
と、尤もらしく言うほどのことでもく、同じ(様な)
旋律の繰り返しで構成されている音楽という点で、「バ
ロック」も「ミニマルミュージック」も同じであると
いうことなのだ。
「フィリップ.グラス」「スティーヴ.ライヒ」「テリ
ー.ライリー」などを聴くと、一目瞭然だ(と思う)。

そんな、大御所ではなく、もう少し聴きやすい「ミニマ
ルミュージック」系だったら、マイケル.ナイマンとい
う人もいる。
よりバロック色が強いので、部分部分だと一瞬「バロッ
ク」か、と思えるほど。
彼は映画音楽も多いので、その作品を知らず知らずの
内に耳にしている人も多いと思う。
「仕立て屋の恋」などのパトリス.ルコントものとか、
「数に溺れて」のピーター.グリーナウェイものとか、
結構な数やってるのではないか。
個人的には、大御所物の方が好きだが、マイケル.ナ
イマンもそれなりに良いと思う。

「ミニマルミュージック」と名づけると、何だかわけ
の分からない音楽のように感じるかも知れないが、耳
に違和感なく入る、決して難しい(退屈かもしれない
が)音楽ではない。
別に、知識も必要ないと思うし。

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