ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

移転の話

2009年10月09日 | Weblog


昨日の対香港戦、6-0と快勝。が、香港相手で
は勝って当たり前なので、この試合を見てどう
のこうのということはない。ただ、大久保は
今のままでは埋没するだろう。何かが足りない。
と言っても、今更一皮向けることも難しい。

T君はカフェを移転することになっていて、そ
の準備でいろいろ飛び回っている。ただ、行
く先々で「何でまたそこへ?」という反応を
されているようだ。つまり移転先というのが、
所謂死んだような場所で、今や地方都市どこ
でも見られる、嘗ては中心地だった駅の近く
の商店街という、完全に取り残された場所だ。
よく聞くシャッター商店街の一つだ。地歩都
市の場合、駅周辺というのは昔と違って良く
ない場所になってしまっているのだ。特に駄
目なのが、最初はパルコになろうと思ったファ
ッションビル。その殆どはゴーストビル化し
ているのが現状だ。そしてその周辺の昔なが
らの商店街。昼間に人が歩いていない(夜に
なれば完全に死の世界)。こんな光景は日本
全国どこでも見られるのだ。

で、そんな所に移転するのだから、皆にそう
言われてしまうのも無理はない。しかし、考
え様で、確かに悪い場所ではあるが、かと言っ
て良い場所というのもないのが田舎の現状で
ある。どこでやっても良くないなら、一層の
こと最悪のところの方が駄目もとという気持
ちとなり変な迷いが生じず良いのではないか、
とT君には言った(時に逆効果ではあるが)。
で取りあえず、案内状の地図と、店の外に飾
る木製の看板は作ってやることにした。こち
らにとってはちょうど良い暇つぶしである。
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