何はともあれタレント候補が落ちてほっとしているが、もし文春砲がなかったら当選したのだろうか。そうだったら相当情けない。実際顔見知りの市議は、街頭演説のチラシを配りに来た時、こちらがタレント議員はいらなよと話すと、いやあいい青年だよと反論気味に答えた。そういう問題ではないだろう。他の知り合いは後援会か何かで実際に会話を交わしたらしく、普段は自民党と距離を置いていたのに何故か好意的で、こちらが完全にやられちゃってるねと言うと、ちょっとばつが悪そうだった。
政治家としての能力が無くても知名度だけで当選するタレント候補は、党にとっては本当にありがたい。何も知らないので広報活動だけやらせて上手く使うのに最適。それでも駒数は駒数。基本、タレント候補は落ちる、とならないとまともな政治家は生まれないだろう