紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

水天宮界隈散策

2009-10-24 11:35:14 | 街中ウォッチング
紅葉撮影は一休みして、今回は裏町を散策してみました。標題の画像は水天宮付近の案内図を映したものです。この安産の神様を祭る水天宮は、街の真ん中にあって、50余mの高台になっております。観光街の中心であるメルヘン広場(上の画像の右上)や北一ガラスのある堺町通りにも近いのです。

観光街から少しはなれて、裏通りに入ると閑散としています。古い建物も多く、青いトタン張りの二軒長屋の窓下に、ダイコンが干してありました。各家庭でダイコンの漬物を作った昔は、普通の光景でしたが、今は滅多に見られませ。よく見るとガラス窓の向こうに、近所のご婦人が映りこんでおりました。

(今時は珍しいダイコン干し)

ふと上を見ると、2Fの網戸越しに面白いものが見えます。ドラゴンボールのフィギァーとハクション大魔王に出て来る壷でしょうか。つい見入ってしまいます。

(懐かしいフィギァーが)

さらに坂道を登っていくとやはり青いトタン塀一角に作られたボックスに植木鉢が入れられているのがぱっと目に入ってきました。一瞬、素敵なアートに見え、夢中で数カット撮りました。そしてその近くに、黄色い消火栓と柵に黄色い軍手が干してあります。まるで、私に向かって、撮って、撮ってと叫んでいるように見えました。

        
(箱入り娘ならぬ箱入り植木)                 (偶然のアート)

暫らく進み、水天宮の鳥居の近くに来ると、異様なものに出会いました。自転車の前輪に、かなダライがあって、かなダライの底に絵が描かれています。自転車そのものは珍しくはありませんが、坂の街小樽で自転車は必ずしもポピュラーな乗り物でありません。乗っている多くは、ロシア人とガキンチョ位でしょうか。

(階段の奥が入り口)

かなダライの文字を読むと、ユースホステルの案内板のようでした。このようなところに、ユースホステルがあったとは知りませんでした。そういえば以前、南小樽駅付近で、東南アジア系の外人に、水天宮付近の「杜の木」というホステルを知らないかと聞かれた事を思い出しました。

水天宮の境内は、縁日でもないと滅多に訪れる人もなく、閑散としております。たまたま紅葉を見に来た中年のご夫婦がおられました。狛犬の右手にすすむと小樽港が一望できます。天気良い日ですと対岸の増毛、雄冬、暑寒別などが見えます。

(水天宮境内)

(小樽港、石狩湾を望む)

なお、水天宮付近には、外人坂、職人坂など有名な坂があります。機会を見てブログで坂についても取り上げたいと思います。
コメント (4)
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