昨年8月末をもって、小樽マリーナに隣接する「石原裕次郎記念館」が閉館となりました。平成3年に開業し26年間営業したわけですが、閉館の理由は、①建物の老朽化、②電子機器への更新費用が膨大になること、③裕次郎世代の減少による来場者数の減少、等があげられています。しかし前二者は来館者数が増え続ければ、問題はありません。小樽市民の目から見ると、来館者数を増やす努力に欠けていたのではないかと疑わざるをえません。詳しくは、2017.9.5付当ブログ「さようなら裕次郎記念館」を参照してください。
裕次郎世代である私自身が記念館を訪れたのは、2度しかありません。それも最初は、現役時代の先輩が来樽したおりに案内したものです。二度目は閉館が決まった翌月に訪れました。尤もこれはブログのネタになると言うことで(笑)。なぜ地元民が訪れないのか?その最大の理由は展示が画一的で変化に乏しく、一度行けば2度と行く気にならないからです。
閉館が決まった前後から、裕次郎に関わるイベント、特にパネルの展示等がいくつも開催されました。その点についてもさきのブログ(2017.9.5付)で取り上げております。今回は最近小樽のメイン商店街の一つであるサンモール1番街で取り上げられたポスター展と、取り壊された記念館跡地を見てみましょう。
裕次郎記念館のシンボルタワーであるヨットの帆とエンブレム、右奥に見える建物が取り壊される前の記念館です。(2016.9.29撮影)
現在は建物はすっかり取り払われ、記念館前にあったヨットが残っているだけです(左奥)。
裕次郎の愛艇「コンテッサ号」はどうなるんでしょうか?
ウイングベイの6F駐車場から見るとよく分かります。建物のあった右半分(青のクレーン車の右側、なお左側は駐車場)は更地になっています。この跡地には何が建つんでしょうね。
メイン商店街の一つ「サンモール1番街」には、裕次郎の決めポーズ大パネルと、出演した映画のポスターがずらりと並んでいます。
残念ながらファンではない私は、殆ど見ておりません…。
テレビの再放送で何本かは見ておりますが…
中央の狂った果実は、兄石原慎太郎の小説の映画化です。
なお、館内に展示されていた高級外車については1台が小樽市総合博物館に寄贈されましたが、そのほかの展示物は、東京の自宅に移送されたようです。