紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

北限のブナ林を撮る

2011-06-21 06:00:00 | 日記
前回のブログでレポートしたとおり、午前中に島牧の賀老の滝の撮影を済ませました。午後は黒松内町にある、日本最北限のブナ林の撮影です。当初ブナセンターの学芸員に案内を乞うつもりでしたが、生憎月曜日と火曜日はブナセンターが休館日でした。案内用の掲示板に沿って、周囲を回ってみることにしました。なお、ここ黒松内歌才地区のブナ林は、国の天然記念物に指定されております。


(散策路に沿って進むと池や東屋などがあります 池の周囲に水仙やスノーフレークが咲いておりました)


(Freemlや壁紙写真部の内地の方の投稿では、良く見かけますが、北海道では初めて見ました)


(スズランを二周りほど大きくした花)

池の周囲を歩いていると、写友の一人がギャーという声。何事かと近寄ってみると、池の渕の菖蒲の隙間から三角形の頭をした蛇、マムシがこちらを睨んでいます。誰かが近くにあった棒で蛇を押さえつけました…一瞬「マムシ酒」を思い出しましたが、蛇はするりと抜けてどこかに消えてしまいました。

散策路にマムシは危険と急いで離れました。慌てて何処をどう歩いたか、散策路の端の、「歌才自然の家」の近くまできておりました。飲み物の自販機を求め、自然の家のロビーにお邪魔しました。たまたまおられた支配人&料理長の大谷氏(名刺には「歌うシェフ」と)にブナ林の話を聞くことができました。ついでにブナ林の入り口までマイクロバスで案内してくれるとの事。お言葉に甘えました。


(ここから歩いて10分ほどで、天然記念物に指定された「歌才ブナ林」のエリアに着きます)


(写友S氏が何かを見つけたのかな?)


(ブナの若葉が陽を受けて美しく輝く 葉はミズナラ・どんぐりに似ている 同じブナ科なので…)


(松の新芽がこれほど美しいとは…)


(途中の小さな橋から上流を見ると…)


(流れに周囲の緑が写りこんで…別世界に来たような気がしました)


(大きな枝から新芽が)

十分ブナの原生林を満喫して、黒松内を後にしました。あとは国道5号線に沿って戻るだけです。羊蹄山の山麓地帯は今が田植えはじめ農作業の最盛期のようです。


(6月6日、まだ八重桜が咲いていました 二人の農婦が歓談中)


(農家は田植えで忙しい)


(田植え後の水田に羊蹄が映り込む)
コメント (4)
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