紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

SLに乗って旅をしたい…2

2009-03-17 00:05:00 | 写真
上の写真は、SLの動輪をメインにして撮ったものです。まさに蒸気を吐き出しながら動いているように見えます。実は、SLは小樽駅の裕次郎ホームに停車中だったのです。(EOS7+SIGMA17~35mm コニカセンチュリア400)

蒸気を吐いた瞬間に、スローシャッターでカメラを横に振りながらストロボを発光したのものなのです。カメラを横に振ると、止まっている被写体でも、動いているように写し込められるのです。

止まっている被写体に、動感を出す方法は他にもあります。
次の画像を見てください。この機関車は、北海道遺産にも指定されている、かつての大夕張鉄道の車両です。炭鉱が盛んな頃に、ここで掘り出された石炭がこの機関車に牽引されて小樽港に運ばれたようです。

今は、夕張市郊外の、旧南大夕張駅跡に、有志によって保存されています。勿論動かすことは出来ません。この画像は正面から、瞬間ズーミングという手法で撮影しました。
具体的にはシャッタースピードを1/45~1/60にセットして、シャッターを切る瞬間に、ズームリングを回転させます。
 
レールの上を疾走している様な感じがします。今はこのような瞬間ズーミングうをしなくとも、画像ソフトで加工できます。私の使用しているPhotoshopCS3では極めて簡単に出来ます。「フィルター」の中から「ぼかし」を選び、ついで「放射状」を選びます。最後にぼかしたくない、いわばピントを合せたい部分を「ヒストリーブラシ」でなぞれば出来上がりです。(EOS55+TAMRON28~200mm コニカセンチュリア200)

次の画像は、SLの車掌(帽子には「車長」となっています)さんが確認のために、窓から顔を出しているところです。(EOS55+TAMRON28~200mm プレスト1600)

最後の画像は、SL機関車の後部に、ジーゼル機関車を連結するところです。向かい側のホームから撮影しました。この画像は「EOS Kiss Digital N」で撮影しております。元画像では、ジーゼル機関車も止まっているように写っておりますが、PhotoshopCS3で動きを出すために加工しました。
次回は鉄道編最後にノロッコ号を取り上げたいと思っています。
 
コメント (8)
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