せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

野良猫達

2008年04月21日 | 広島ペット霊苑 創業記
うちの霊苑には、現在9匹の居候猫がいます。


ご承知の通り、心ない飼い主さんに捨てられた可哀想な野良な猫達です。



数年かかりましたが、ようやく避妊や去勢も終わり、このまま行けば、全ての子達が天寿をまっとうするまで面倒みていくつもりです。


そんな中、捨て猫にエサを与える事は良いことなのか、悪いことなのか、と言うお話をお聞きしました。



うちを利用される皆様の中にも実際にそういう猫達のお世話をされている方が、沢山いらっしゃいます。(私たちの利用者の皆様は、避妊や去勢、亡くなった後の面倒までみられる方々が殆んどです。)


そんな皆様は口々に「餌をあげないと死んでしまう。可哀想…」と言われます。



しかし「無責任に餌をやるから増えるんだ。餌をやるなら飼え!」と反対する方も一方にいらっしゃり、命を扱う私達としては見解が示しにくいというのが正直な所です。



でも確実に言える事は、始めに無責任に捨てた人間が悪いと言うことです。



ペットを飼うなら避妊、去勢は必ずする。万一、避妊、去勢を怠って子供が生まれたら、自分で面倒を見る。それが出来ないなら里親探しをする。最後にそれも叶わないなら自分自身の手で管理センターへ連れてく。命あるものを絶対に捨てない。



動物を面倒みるには、こんなに覚悟がいるんです。


それ以外の人は動物を飼うことも増やすこともしてはいけないと感じます。


だって動物の命も人間の命も同じ命に変わりないのですから。
コメント (6)
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