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青春の一頁

ジャック・タチの映画でメリーゴーランドの遊園地がこどもにとって楽しい思い出だったように、音楽にかかわることは、とてもすてきな思い出になる。音楽のなせる不思議な魔法。 金曜の晩、堺筋本町の「club Mercury」というライブハウスで『glokara』というイベントがあった。globeが好きな人が集まって、globeの曲ばかり歌って踊りつづける。 今回、初のライブハウスでの開催ということで、シ . . . 本文を読む
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No1177『のんき大将 脱線の巻』~思い出を追いかけスキップする少年~

ジャック・タチの『のんき大将 脱線の巻 完全版』(1949)で大好きなシーンがある。 フランスの田舎の小さな村。毎年一度の夏祭りの時期が近づき、移動遊園地のトラックが、村にやってくる。トラックの前に、庭からがちょうの群れが出てくる。トラックは、律義に、ゆっくりとがちょうの群れの後を追っていくのどかさ。 トラックの荷台には、メリーゴーランドの馬が一頭ずつうしろ向きに並べられている。5歳くらいの小 . . . 本文を読む
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No1176『ラッシュ プライドと友情』~死の恐怖に向き合い、挑む強さと勇気~

かっこいいのは、車でも、男たちの顔でもない。傷ついても、苦しくても、恐怖を感じながらも、レースが大好きで、アクセルを踏み続ける彼らの姿だ。 1976年F1世界選手権でのジェームス・ハントとニキ・ラウダのライバル関係を描いた、実在の物語(伝記)の映画化。ロン・ハワード監督。 コクピットから見た外界はすさまじく、うなりをあげるエンジン音、すごい緊張感、迫力、あまりの怖さに、ぼろぼろ涙が出た。 大 . . . 本文を読む
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蒸し暑い真夜中の捜し物

ずいぶん以前から、父に、祖父が新婚旅行で行った城崎温泉に一度行ってみたいと言われていた。いつか計画しようと思いながら、忙しくて、ずっと放っていた。つい先日、母の○寿とかの記念で行くから、宿を幾つか探して教えてほしいと、新年になって初めて話した電話で頼まれた。職場近くの旅行会社でパンフレットをもらい、ガイドブックをコピーして、一緒にファックスで送ろうとしたら、肝心のコピー用紙がなくなっていた。部屋の . . . 本文を読む
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DTMヤロウサミット~音へのこだわり、哲学…魔術師たちのお話~

2日20時から第3回「DTMヤロウサミット」が船場のclub MERCURYというライブハウスであった。DAW、MIDI、打ち込み、シンセサイザー、ボーカロイドなどで作曲して、「DTM」を楽しんでる人たちが集まるオフ会。「DTM」をやろうよ、ということ。 tsunamix さん(AGGRESSIVE BEAT CIRCLE / C-CLAYS)、パ・ンチョスさん (project-P)、山本真平 . . . 本文を読む
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No1175『気狂いピエロ』~僕は「水平線に向けた大きな疑問符」~

十数年以上かけて、やっとゴダールの映画を観て純粋にすごい、と思うことができた。今まで、何度も観に行っては、よくわからん、眠い、睡魔に襲われて完敗の繰り返しで、フランス映画の大御所ジャン=リュック・ゴダールのよさは私には、なかなか到達できない山のような存在だった。苦手意識ばかりが先行した監督。 今回、千里中央にあるセルシーシアターでフィルム上映で、ゴダール特集があると友達のつぶやきで教えてもらい、 . . . 本文を読む
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No1174『青島要塞爆撃命令』~どこかのびやかな戦争映画~

いきなり夏到来といわんばかりの暑さである。こういうときは、海に限る。冒頭、真っ青の海、こちらに打ち寄せてくる白い波、青さが強烈にやきつく(フィルム上映!)ところに、真っ赤なタイトルがシネスコの大きな画面いっぱいに出てくる。1963年東宝の作品で、監督は古沢憲吾、特撮は円谷英二。シネ・ヌーヴォの戦争映画特集の1本。先週末めずらしく早起きして駆け付けた。 中国の青島のビスマルク要塞の砲撃で近寄れない . . . 本文を読む
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