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「ルビッチの『反復』と『反転』」はたのこうぼうのアメリカ映画研究会

笑顔のすてきな野原位(ただし)さんが「はたのこうぼうのアメリカ映画研究会#4」でとりあげた映画は、エルンスト・ルビッチ監督の『生きるべきか死ぬべきか』To Be or Not to Be(1942年) タイトルのハムレットのセリフは深刻だが、この映画は、みごたえのあるすばらしいコメディ映画。わかりやすく、おもしろくて、くすりと笑いながらも、シリアスで、ハラハラドキドキもあって、誰が見ても文句のな . . . 本文を読む
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No1183『サード・パーソン』~さりげない優しさと精一杯の誠意~

人の誠意が届く映画を観たいと思う。せめて映画の中では、微かでいいから、希望の灯りがともるような作品。人の懸命な思いが届くような…。 人は誰もさみしがりだから、誰かを守りたいし、誰かに守られたいと願う。届かない思い。だから、せめて映画に希望を託す。映画の中で、ささやかな誠意が、わずかな善意が、きちんと人の心に届くのを見たいし、その可能性を感じたいと思う。 現実の壁の厚さにはばまれ、 . . . 本文を読む
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No1182『弥次喜多道中記』~歌って歩く道中の楽しさ・・オペレッタ時代劇~

調子に乗って、大好きなマキノ雅弘(正博)監督の作品をもう一本。同じく、小國英雄脚本で、1938年の作品。「若き日の遠山金四郎、侠盗鼠小僧次郎吉がお互いの正体を知らないまま、一緒に東海道の旅を始めることになる。道中の茶屋で、「東海道中膝栗毛」の弥次さん、喜多さんの名前入りの笠と、取り違えたことから、金さんが弥次さんに、次郎吉が喜多さんと間違えられて道中を共にすることになる。金さんを演じるのが片岡千恵 . . . 本文を読む
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