映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
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OKKANABIKKURING
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昭和10年頃、山中貞雄、稲垣浩ら若き監督、脚本家が京都の鳴滝に下宿。梶原金八という名で共同脚本も。彼らの映画魂に惚れ込み、鳴滝組の見習い小僧を自称する不肖者。 |
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No34「風の痛み」シルヴィオ・ソルディーニ監督
2004-11-12 / 映画
「イタリア映画祭傑作選」のプログラムの1本。
生まれ育った国を出て、西へ流れ
異国の地の工場で働く作家志望の主人公トビアシュ。
小さな頃に別れた親友リースを
自分の将来の恋人と強く信じている。
工場で働く者の中に
偶然、一児の母となっているリースを発見。
トビアシュは、ストーカーと呼びたいくらい、
執拗に、こっそり、リースを追いかける。
あまりの一途さに
気持ち悪いと思いながらも、なぜか目が離せない。
ついにトビアシュはリースに声をかけ、
名を名乗り、絆を回復していく。
二人が何度も一緒に乗る、工場までの往復につかう
循環バスの黄色い車体と
バスを追いかけるトビアシュの自転車の姿が心に残る。
淡々としたストーリーの中に、
なにか、澱のようなものが残っている。
ラストシーンの
海辺で戯れる二人の回りで
ひたひたと揺れる水面がきれいだった。
生まれ育った国を出て、西へ流れ
異国の地の工場で働く作家志望の主人公トビアシュ。
小さな頃に別れた親友リースを
自分の将来の恋人と強く信じている。
工場で働く者の中に
偶然、一児の母となっているリースを発見。
トビアシュは、ストーカーと呼びたいくらい、
執拗に、こっそり、リースを追いかける。
あまりの一途さに
気持ち悪いと思いながらも、なぜか目が離せない。
ついにトビアシュはリースに声をかけ、
名を名乗り、絆を回復していく。
二人が何度も一緒に乗る、工場までの往復につかう
循環バスの黄色い車体と
バスを追いかけるトビアシュの自転車の姿が心に残る。
淡々としたストーリーの中に、
なにか、澱のようなものが残っている。
ラストシーンの
海辺で戯れる二人の回りで
ひたひたと揺れる水面がきれいだった。
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