映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
No617『ゲッタウェイ』~スリリングな夫婦二人の逃避行~
2010-09-17 / 映画
サム・ペキンパーといえば、初めて観たのは『ワイルド・バンチ』で
大いに興奮したのを覚えている。
確か、ファーストシーンは、さそりか何かのアップだったような…。
1972年の本作も、動物の姿から始まり、
いきなり何が始まるのだろうと面食らった。
(結局のところ、最後まで観ても意味は不明)
ファーストシーン5分、
タイトルやらが出てくる映像のなんとすごいことか。
どきどきした。
刑務所の作業所で働くスティーヴ・マックイーン。
その機械が動く規則的な音がバックにずっと流れ、
刑務所でのいろんな光景が映されてゆく。
その映像の上に、
キャストやスタッフ名が出た瞬間
映像がストップし、機械の音だけがそのまま続く。
わずかの間…、そしてまた映像も動き始める。
音といい、映像といい、
なんだかすごくスリリングで、
この映画の展開を象徴するような見事な出だし。
カットとカットのつなぎ方とか、
普段あまり意識できない劣等生の私でも、
この冒頭は上手いなあと思った。
妻キャロルを演じるアリ・マッグローのチャーミングなこと。
かなりむちゃくちゃな車の運転もしている。
スティーブにほの字のところがいじらしい。
スティーブもかなり豪快に銃やらをぶっぱなしていて
貫禄ありの荒くれ男。
この夫婦二人のつかず離れずの関係がみそ。
とりわけラストは爽快。
最後に出てくる老人の豪快さとおおらかさにいやされた。
年をとったら、こんなじいさんのようになりたい。
大阪プラネットでのレイト上映で
帰りが遅くなっても、元気に家路に着けた。
大いに興奮したのを覚えている。
確か、ファーストシーンは、さそりか何かのアップだったような…。
1972年の本作も、動物の姿から始まり、
いきなり何が始まるのだろうと面食らった。
(結局のところ、最後まで観ても意味は不明)
ファーストシーン5分、
タイトルやらが出てくる映像のなんとすごいことか。
どきどきした。
刑務所の作業所で働くスティーヴ・マックイーン。
その機械が動く規則的な音がバックにずっと流れ、
刑務所でのいろんな光景が映されてゆく。
その映像の上に、
キャストやスタッフ名が出た瞬間
映像がストップし、機械の音だけがそのまま続く。
わずかの間…、そしてまた映像も動き始める。
音といい、映像といい、
なんだかすごくスリリングで、
この映画の展開を象徴するような見事な出だし。
カットとカットのつなぎ方とか、
普段あまり意識できない劣等生の私でも、
この冒頭は上手いなあと思った。
妻キャロルを演じるアリ・マッグローのチャーミングなこと。
かなりむちゃくちゃな車の運転もしている。
スティーブにほの字のところがいじらしい。
スティーブもかなり豪快に銃やらをぶっぱなしていて
貫禄ありの荒くれ男。
この夫婦二人のつかず離れずの関係がみそ。
とりわけラストは爽快。
最後に出てくる老人の豪快さとおおらかさにいやされた。
年をとったら、こんなじいさんのようになりたい。
大阪プラネットでのレイト上映で
帰りが遅くなっても、元気に家路に着けた。
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