休日明けの7日、職場で七草がゆの話が出て、
私も初挑戦しようと、帰りがけスーパーに寄ったら、
もう七草は売っていませんとのこと。
仕方がないので、三つ葉を買って、おかゆを炊いてみようと思った矢先、
お寿司半額セールが目にとまり、ふらふら立ち寄ってしまった。
あえなくおかゆプランは挫折。
今日届いた実家からの荷物の中に、
母の得意な特価シールつきの「乾燥七草がゆの素」が入っていたので、
ちょうどよいと、おかゆに挑戦。
米を洗って土鍋をコンロにかけ、あちこち片づけているうちに、
気が付くと、鍋から水蒸気が激しく吹きこぼれていて、
あわてて火を止めた。
おかゆというには、水分が不足してしまい、ごはんに近くなってしまったが、
まあまあの出来に満足。
意外に簡単で(当たり前?)しばらくブームになりそう。
1月の連休の存在は本当にありがたい。
部屋を掃除したり、あれこれやっていると
映画のことや、去年の自分のよしなしごとが
いろいろと頭をよぎっていく。
やっぱりバカだったなあとか、仕方ないなあと思ったりしつつ、
相変わらず成長のない自分に、どうしたものかと考える。
映画も、観終わってすぐと、
こうして時間が経って思い出すのと、微妙に印象が異なってくる。
気付かなかったこと、気付かなかったシーン。
あれこれ思いを馳せるのが、懐かしくもあり、楽しい。
映画を観て感じた感情と、
怒ったり、泣いたり…、自分が実生活で体験した感情とが、
織り交ざってきたりする。
悲しい気持ち。
うれしい気持ち。
わくわくして、楽しい気持ち。
がっかりした気持ち。
どれも自分自身なんだろう…きっと。
昨晩、アメリカのメジャー映画を、
マスコミ試写の機会に恵まれて観ることができた。
アクション、恋愛、サスペンスと、いろんな要素をまぜあわせて、
一級のエンタテインメント映画で、シリーズ化してもいいくらいにおもしろい出来だった。
巷からみたら、映画ライター(私はまだ一銭ももらっていないボランティアですが)って、
楽しい映画ばかり観れて幸せそうにみえるかもしれないが、
消化しきれないまま次々と仕事として観ていくのは、
とてももったいない気がする。
観たあとの余韻って、結構大事で、
いい映画は、体の芯まで、時間をかけて、しみこませていきたいと思う。
植物は、どんなに踏まれても、
陽が陰ることはあっても、
ひそかに力をたくわえ、また、地上にはいあがる。
そんな力を、私もほしいと思う。
映画は、私にとって、ささやかな栄養であり、力づけ勇気づけてくれるもの。
映画だけは、生を肯定してくれると信じたい。
どんな悲しいことがあっても、
どんな感情も、私自身の軌跡なんだと思う、きっと。
はい、これは、今年も浮き沈みの激しい、落ち込むことも多そうな予感に、
今から、わたし自身への勇気づけと、心の準備の文句です。