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No431『大菩薩峠』~風車小屋の怖さ~

友人に言われてあらためて思ったのだが、
風車小屋のシーンが一番怖かったような気がする。
がったんごっとんと同じリズムで鳴り続ける風車の音。
夫との奉納試合で負けてもらうために、仲代達也に身を売った新珠三千代。
二人が向き合い、新珠の解かれた帯が、
小屋の中で回る輪にひっかかる。

輪といえば、
森卓也さんが、トークで、
『暗黒街の対決』で、
鶴田浩二のバーが銃撃され
店内の飾りの馬車の車輪がくるくる空回りするシーンを指摘されていた。

同じようなシーンが『姿三四郎』にもあり、
森さんは、監督に取材された文章の中で
人力車の車輪に、仲代が脱いだマントがひっかかるシーンについて
書かれていた。
風車の輪とは、全然違いますが・・(汗)

『姿三四郎』は、
三浦友和が本当にまっすぐで、爽やかな好青年として映っていて
うっとりするくらい、すてきにみえた。
柔道も本当にやっているのだろうか。
秋吉久美子が本当に初々しい感じで、そのまま。
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