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No1425『JAWS/ジョーズ』~鮫の執拗さとどう猛さがスクリーンにあふれる…~

スピルバーグ監督、1975年の作品。
超有名すぎて、実は観ていなかった。

この怖さは、音楽と映像に尽きる。
水面の下、カメラが水中を映し出した途端に
恐怖が身体を突き抜ける。
ふわふわ浮いている人の足が、こんなに怖く見えるなんて。
そして、あの、ドロッ、ドロッという音楽。

実は、USJのジョーズのアトラクション程度に、
うまく撃ち殺して終わるかと思っていたので(笑)、
あそこまで船長たちが追い詰められるとは思っておらず、
最後は、かなり怖かった。

漁師のクイントと海洋学者のフーパーが、
船での夕食のあと、酔っぱらって、
互いの傷を見せ合って、称え合うシーンが好きだ。

このとき、クイントが、
かつて戦時中に、自分が海で体験した話をするシーンが
一番怖かったかもしれない。
鮫の目の話…。

特別音響上映という感じはとりたてて、しなかったが、
何度か驚いて声が出てしまったので、
怖さはしっかり増幅されていたのだと思う。

意外に若い人が多くて、
スクリーンで観てもらう仕掛けとして、
ぜひ頑張ってほしいと思った。

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