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No1340『だれかの木琴』~あてのない心の行き先~

いい映画を観た後は、心が身体から数センチ浮遊して、初めて命をもらって外界に出たアンドロイドみたいに、駅の雑踏を行き交う人たちの話し声や、遠くから聞こえる列車の音までも、生き生きした、新鮮に聞こえ、自分が吸う空気まで、前と違うみたいに感じた。 大阪駅上にあるステーションシネマで映画を観て、ひとり、孤独を感じながら、長いエスカレーターを降りていくときの、現実に戻っていく感じが好きだ。 ベテラン東陽 . . . 本文を読む
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