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文楽~人形の眼差しのリアルなこと…~

幕見席のお手軽さに、 『近頃河原の達引(たてひき)』を観てきた。 「堀川猿廻しの段」では 猿廻しの与次郎が、 お尋ね者の伝兵衛と恋仲にある妹おしゅんに 離縁の手紙を書かせ、別れさせようとする。 しかし、 心中をも覚悟するおしゅんの心の内を知って 二人に祝言の盃をさせ、 門出の祝いに 猿を舞わせて、死出の道行へと送り出す。 この猿廻し、 黒子の人形遣いさんが 左手と右手に1匹ずつ お猿の人形をはめ . . . 本文を読む
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