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No567能『仲光』~遠くをみつめる目~

今回のシテ(主役)は、面もなく、素顔で登場し、亡霊でもない。 でも、心は死んでいるのかもしれない。 平安時代、多田満仲は 勉強するため寺に預けた息子、美女丸を呼び戻すと、 字も読めず、歌も詠めないので、非常に怒って 家臣の藤原仲光に、美女丸を討つよう命じる。 (とんでもない親です) 陰でその話を聞いていた美女丸は、自ら首をとってくれと言い、 仲光の息子、幸寿が身代わりにと申し出る。 結局、仲光 . . . 本文を読む
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