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No183「男たちの大和/YAMATO」佐藤純彌監督

~生き残った意味を見つけるまで~ 一台の空軍の援護もなく、沖縄へ向かう途中、米軍の猛攻撃を受ける大和。 渡哲也演じる司令長官の「一億玉砕の象徴」という言葉がよみがえる 映画は、この最後の戦闘シーンを、延々とうつしだす。 目を覆いたくなるほど、悲惨な光景の連続。 主砲も副砲も、人間の手で一つ一つ砲弾を運んで、込める作業を伴うもので、 機銃も、弾倉をこめて、角度を調整して、撃つ、と リアルな描写が続く。すごい迫力だ。 中村獅童と反町隆史の演技にも熱がこもる。 しかし、作品全体としてみた時、どうも何かが足りないような気がした。 違和感のようなもの。 . . . 本文を読む
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