日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

あけましておめでとうございます。~増税の前にできること~復興支援ネット賀状への移行について

2012-01-01 | その他あれこれ
あけましておめでとうございます。
大関暁夫です。

新年早々なんですが、本年は新年のご挨拶を以下に記します理由により、メールでのご挨拶が可能な皆様へは原則、年賀状からメールに代えさせていただくことにしました。

日本国民が儀礼的に送付している年賀状の作成コストおよび発送費用を全額東日本大震災の被災地に寄付をすれば、少なく見積もって年間約1000億円の資金が拠出でき、これを復興国債償還期間に合わせ10年間継続するなら約1兆円の復興資金が捻出できる計算になります。ならば、既定路線であるかのような安易な増税策に見過ごす前に、我々一人ひとりができることをおこない、少しでも国民負担の軽減に努力すべきではないかと考え行動を起こすことにしたのです。

(本件に係る考え方の詳細は、昨年11月の小職ブログ掲載記事をご参照願います)
http://blog.goo.ne.jp/ozoz0930/d/20111102

企業の社会的責任全うの観点で考えれば、まず法人企業が率先して「儀礼年賀状をやめて復興資金に回そう」という運動を起こすべきであり、私の会社スタジオ02としても年初のご挨拶を基本的に賀状からメールに改めさせていただくことにしました。また大関個人につきましても、メールでのご挨拶が可能な皆様には、誠に無礼ながらメールでの挨拶に代えさせていただくことにしました。そして弊社および大関個人は、これにより削減した賀状作成・発送コストを全額被災地に寄付させていただきます(本来であれば寄付ではなく、郵便会社総元締めの総務省がとりまとめて復興財源化して欲しいところですが)。

来年以降も継続した復興財源づくりが必要であり、当ブログを読まれた皆さまのご理解と本運動へのご賛同をいただき大きなうねりに発展させることができましたら、ありがたき幸せです。安易な増税には断固NOです。その前にまずやれることを徹底的にやろうではないかと、声高に叫んでそれを徹底したいものです。

なお、大関個人の今年の抱負を書き連ねました個人賀状の文面は、プライベートブログにアップさせていただきました。ご関心がおありの方は、お手数ですがそちらもご覧いただければ幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/ozozoz0930/e/c28b923f836e4089c58b488d4af0919f

末筆になりますが、拙ブログをお読みいただいているすべての皆様の本年のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

平成二十四年元旦 大関暁夫