手のかかるオトウサン 長生きしてﾈ！

　時間の経つのが早い事！　6月11日、入梅です。今年も早　半年過ぎました。

　今日の東京は夏日、いい天気です。庭先にいろいろな草花が蕾を膨らませています。

　これから紫陽花から百合、朝顔、ひまわり・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

季節と共に移ろいゆく草花、私達の命も　時と共に形を変えていきます。

 

“いのちは　すべての財（たから）の中でも一番の財である”　日蓮　事理供養御書

”この一日を生きているいのちは　この上なく尊いいのちであり　身体である”　道元　正法眼蔵

 

　昨今、手のかかる森家の存在があってこそ、私が今を生かされていることが　折に触れて実感されるようになりました。

　実生活では、何もできない彼ですが、何事に対しても、誰に対しても「有難う❣」の言葉があります。

 

　イギリスのエルトン・ジョンの歌に”How wonderful life is, you are in the world" の一節があります。

　生きてきた過去に共感してくれる人の存在は大きいものがあります。心は、未来への希望、過去の思い出があって満たされてくる。老齢になると未来への期待で満たすことは難しくなる。現在だけだと隙間が多くなり虚しくなる。

　過去の時間に共感してくれる人は貴重である。森家に文句ばかり言っている私ですが、少し優しく接する努力をしてみよう。